チーズと豆腐(江頭教授)
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「ねぇ、チェダーチーズはどうしてチェダーチーズって言うの?」
「それはね、イギリスのチェダーという町でつくられていたチーズだからさ。」
「ふーん、じゃあゴーダチーズは?」
「ゴーダチーズはオランダのゴーダという街が発祥の地なんだよ。」
「なるほど!じゃあプロセスチーズは?」
「アメリカ西海岸のプロセス地方で…、ってそんなわけあるかい!」
さて、件の「プロセスチーズ」英語では「processed cheese」というそうです。「処理されたチーズ」ということですね。
最近いろいろなものが値上がりしています。チーズもその一つ。単に値上がりするだけなら我慢するのもありですがスライスチーズのサイズが異様に小さくなったり、いつものシュレッドチーズが食品の棚から無くなってしまうというケースも。
仕方なくいろいろなシュレッドチーズを試しているのですがなかなか満足の行くものに出会えません。私はチーズを加熱してドロドロになった状態が好きなのですが、何というか加熱してやわらかくなっても「プラスチック感」みたいなものが強すぎる製品が多い気がします。
そんな中で豆腐で作った「シュレッドチーズ」の代用食(?)を見つけました。これは試してみなくては。
で、その結果なのですが…。こちらは完全に溶けてしまって逆に「液体感」が強すぎる。なんか微妙な味わいだと感じてしまいました。他にも似たような「液体感」の強いチーズシュレッドがあったのですが表示をみると「コレステロール○○%減」みたいな記述が。
思えばなんで豆腐でチーズを作ろうとしたんだろう。菜食主義の人向け?いや、チーズは牛乳由来だからOKでは。そう考えるとチーズの脂肪分を気にする人向けなのでは。だとするとチーズの「プラスチック感」は脂肪分が関係しているのだろうか。化学の先生なのでその辺をスパッと説明してあげたいところなのですが、残念ながら専門外。
確かにチーズには恐ろしい量の油が入っている、と感じることがあります。「おいしいのは塩と油」なので、やっぱりおいしいものは体に悪いのでしょうか。
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