年末なので人間ドックに行ってきました(江頭教授)
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「春、新学期の学生諸君にはガイダンスをはじめとしていろいろなイベントがありますが、その中には健康診断も。でも本学には秋の健康診断があります。いえ、学生諸君に二回目の健康診断を受けてもらう訳ではありません。秋に行われるのは教職員の健康診断なのです。」
なんて書き出しの記事を毎年10月ころに書いているのですが、今年は無し。実は健康診断の通知を見落としていて予約の手続きができなかったのです。10月のある朝、大学にレントゲン車が停まっているのを見つけてやっと気が付きました。これはいけない。でも件の健康診断の通知を見ると「学内の健康診断をしなかった人は人間ドックに行って診断結果を提出してください」との注意書きが。おまけに人間ドックの費用の一部補助もあるとか。そうか、なら人間ドックに行ってみよう。
以前、大阪に住んでいた頃は大阪城近くの大手前病院の人間ドックに行っていたものですが、はて、ここだとどこの病院が良いのだろう?人間ドックの費用補助について問い合わせたついでに担当の人に「皆さんどこに行ってますか?」と聞いて教えてもらったところから「相模原総合検診センター」を選びました。日にちは自由に選べるので大学の授業が終了した冬休みにい行くことに。
さすがに専用の施設で行う人間ドックだけあって、大学で行う健康診断に比べて内容は充実しています。それにオプションの検査もいろいろ。今年は厄年だし、思い切っていろいろ検査してもらおうか。
ということで昨日(2022年12月28日)に検査に行ってきました。中でも印象的だったのはオプションの「脳ドック」という検査。説明には
MRI(磁気共鳴断層撮影)は脳梗塞病変を検出し、MRA(磁気共鳴血管撮影)は脳内や頸部の血管の動脈硬化の程度や、脳動脈瘤の有無を調べます。
とあるのです。これって人間をNMRに入れる、ってことですよね。
実際、この脳ドックの検査室に行くと「酸素ボンベ持ち込み不可」の掲示が。NMRの強磁場でとんでもないことになるのか。また入室前に体に金属がないか徹底的に調べられました。私の時は付けていたマスクがNGに。金属のワイヤーが入っていたのでしょう。
検査装置に入るときにはベッドに寝かされて、きつめヘッドホンを付けられ、頭を固定する器具を被さられることに。ついでに係の人から「眠ると体が動くことがあるから起きていてくださいね。」との指示が。
さて、ベッド移動すると、ものすごい音で装置が動き出しました。こちらは固定されているだけなのですが頭の周りの何かが動く感覚が伝わってきます。MRIなのかMRAなのか、どちらかは分かりませんが何かの測定装置が頭の周りをぐるぐる回転している時には、なにか回転に応じてからだが引っ張られる様な感触が。人間の体も磁気に引き寄せられるのだろうか。そう言えば赤血球には鉄原子があるけど磁石に引っ張られるのだろうか。
最初はそんなことを考えていたのですが、この測定、思ったより時間が長い。ついうとうとしては「眠らないで」という言葉を思い出して頑張るのですが…この検査で一番つらいのはここですね。終了時、係の人に
患者が眠ってしまわないように大きな音をだしていたんですか?
と言ったら笑っていました。
全ての検査が終わったのが12時ころ。人間ドックにしては結構な時間がかかったのですが冬休みの半日の利用方法としては有意義だったと思います。
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