年頭のご挨拶 2023年を迎えて(江頭教授)
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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
2015年、多くの期待を担って始動した工学部応用化学科は今年8年目を終わり、9年目に入ろうとしています。1年生が入学して4年間の授業を受けて卒業する。そのサイクルをもうすぐ2回くり返すこととなる。そう考えると時の流れの速さに驚くばかりです。
この間、教育改善のための授業参観や学生への定期的な面談などを、本学の制度に基づいた授業改善、学生支援の取り組みを通して、全教員が親身になって学生をケアし学生の才能を伸ばす、という試みは継承・発展されています。また、大学ー高校連携講座や模擬講義、高校訪問でも学科独自の努力を続けてきました。
また、第一期生から今年度入学した第八期生までつづく学生諸君の間でも、一期生から二期生へ、二期生から三期生へと引き継がれた伝統が作り上げられていることを折に触れて実感しています。
開始から4年間の第一のサイクルを終えたところで若干のカリキュラム改訂を行い、どの授業も既に4年以上の実践を重ねています。本来であればその経験を反映してカリキュラムのさらなる改訂、いえ、もっと根本的に本学部学科の教育への考え方を再定義するタイミングに来ているのかも知れません。
しかし、今見返すと2019年末からのコロナ禍による打撃は深刻でした。なし崩し的に始まったものの授業の実施方法の見直しは教育手法の大きな改善につながっていることを実感しています。また、コロナ禍を過ごした学生諸君には学年内、学年間でも交流に対する渇望にも似た意欲が感じられます。
コロナ禍によって大きく変わった条件を新たな前提とし、またこれまでの本学科の積み重ねを活かし、新たな学科の在り方を考える。2023年はそんな一年になるかと思っています。
本年も東京工科大学工学部応用化学科、そして本ブログをよろしくお願いいたします。
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