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「サステイナブル工学プロジェクト演習」最終報告会予選(2022年度)(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 1月11日「サステイナブル工学プロジェクト演習」最終発表会の予選が開催されました。これは本学工学部の3年生によるグループワークでの発表会です。この「サステイナブル工学プロジェクト演習」の特徴は3学科合同の授業である、という点ですが、この発表会に向けた取組では異なる学科の学生が集まってグループをつくることが特徴になっています

 さて、今回の最終発表(予選)はスライドを用いた口頭発表です。58班の発表、さすがに一会場では捌ききれないのでパラレルセッションとなりました。発表は8会場で同時進行し、我々教員は手分けして各会場での発表を聞きくことに。

 さて、今日の最終報告会は予選、ということで各会場の教員には、7~8件の発表の中から本選に進出する班の選定する、という作業も。各会場に参加した先生たちが合議の上でどの班が優れていたか・興味深かったか・面白かったかなど、いろいろな観点で選出します。

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 中間発表はLCAによる環境負荷をまとめた内容でした。改善提案を挙げ、その効果を計算し、改善前後での環境負荷の変化を提示したものです。

 最終発表ではさらに進んで「価値」の問題を対象とします。製品の使用目的に関わる「機能的価値」、あるいは同じくらい重要な「経済的価値」など。これらの価値に基づいた評価基準を独自に考案し、「環境効率」を計算して、環境負荷との統合化を試みています。

 さて、今回の発表、私は各会場を回って発表を聞かせてもらいました。今回は発表内容の近い班が同じ会場で発表するようにプログラムを編成しました。そのせいでしょうか、例年よりも学生からの質疑が多かったように感じました。

江頭 靖幸

 

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