小松川高校での出張実験(西尾教授)
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今回は,応用化学科が推進している「サイエンスコミュニケーター育成支援教育プログラム」の一環として,応用化学科の学生2名が参加しました.実験のはじめに2人が操作を実演し,その後は高校生の実験操作のサポートを積極的に行ってくれました.以下が,今回担当した学生の感想です.
「この出張実験を通して教える事や伝える事の難しさを知り、サイエンスコミュニケーターへの道はまだ遠いと思いました。ですが、彼らの創意工夫に富んだ実験をサポートできて良かったです。」
「今回の出張実験では参加者が主体的に動いていて,反応も良かったので有意義な時間になりました。」
この実験講習会に参加した高校生のコメントを参考として下に記します.実験の様子は,小松川高校のwebページも参照してください.
- 原理は非常に難しそうだったが実験をやってみると非常に楽しく、興味が湧きました。
- 色の付け方に無数のバリエーションがあって試しがいがあってとても楽しかった。創作意欲がとても湧いてきた。
- 教科書ではコラムで小さく書かれていたアルマイトがどのようなものか知らなかったので、実物を見られてよかった。
- 綺麗な色で驚きました。めっきというと金色や銀色のイメージがありましたが、今回の実験のようにカラフルになるのは見たことがなかったので面白かったです。知らなかったことを知ることができて嬉しいです。
- 実験自体は複雑でなくても、考え方や手順を工夫することで様々な作品が出来上がっていてとても興味深かった。アルマイトは身近にあるものだが、どのようにして色がつけられていることを知らなかった。色の付け方も主要なものだけで三通りあるのは驚きだった。
- 目に見えないレベルの変化が光の反射で見えるようになることが面白かった。
- Al板にこんなにきれいなめっきができることを初めて知り、さらに化学への興味が高まった。どんなところに応用されているのか、どこに応用できそうか調べてみようと思った。
この様な出張実験に興味がありましたら,気軽にご連絡ください(nishiokzyk stf.teu.ac.jp).実験の説明開始から実験終了まで3時間程度で,高校で準備して頂くものはビーカーと油性ペン,100Vコンセント程度です.
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