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新入生がやってくる!(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日から新年度がスタート。われわれ東京工科大学応用化学科も設立から8年を過ぎて9年目がいよいよスタートしました。そして本日(2023年4月4日)は新入生、第9期生が八王子のキャンパスにやってきます。とはいえ、入学式はまだ明日。我々教員との顔合わせももう少し先です。実は本日新入生がやることは、ノートPCのセットアップなのです。

 本学では授業に際してノートPCは必須。でもまだノートPCを持っていない人も多数。と言うことで大学が推奨するノートPCを選定しておき入学に際してまだPCを持っていない人からまとめて注文をとって一括で購入しています。おっと、正確には大学が直接購入の手配をするのではなくて本学キャンパス内に店舗をもっている有隣堂さんに依頼しています。

 何をするにもPCがないと始まらない、ということで入学式よりも、先生たちとの顔合わせよりも前に、学生証をもらった学生さん達はそのあしで新規購入した推奨ノートPCを受け取ります。引き続きセットアップのガイダンスを行う、というスケジュールとなっているのです。

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 開場にはまだ間がありますが既に新入生の行列ができはじめています。

 今でこそ授業でノートPCを使うのは当たり前。いえいえ、ひょっとすればノートPCはもう古くてスマホやタブレットを使うのだ、というぐらいの勢いです。でも私がこの学校に赴任してきた当時はまだ「ノートPC必携」というのは先進的で珍しいスタイルでした。ノートPCを使う人と使わない人がいる、という教室ではどうしてもノートPCを持っていない人に合わせた授業をしなければならない。それを考えると今私達が普通に利用している moodle や Google Class Room の様な学修支援のシステムが使えないことになります。

 それに2020年度のコロナ禍によるキャンパス閉鎖の際にもこの「ノートPC必携」という方針のおかげでスムーズにオンライン授業へと移行することができました。今から振り返ると「ノートPC必携」を決めたときの決断は実に大きな、そして良い影響を残してくれたのだと思います。

江頭 靖幸

 

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