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2023年度の入学式(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

4月5日に東京工科大学の入学式が行われました。

 入学式の会場は本学の蒲田キャンパスの地下アリーナです。今年は入学式も卒業式のときと同様、大学のすべての学部の新入生が一同に会して行われました。実はここ2年ほど、卒業式と同様入学式も二部制となっていたので、これは久しぶりのことなのです。

 本学は、デザイン学部、医療保健学部の新入生は蒲田キャンパスに、メディア学部、コンピュータサイエンス学部、応用生物学部、そしてわれわれ工学部の学生は八王子キャンパスに通うのですが、この入学式と卒業式のときばかりは全学部が一同に会するのです。本学では「入学式は蒲田」「卒業式は八王子」と二つのキャンパスで実施されることになっているので、本学の学生はどちらのキャンパスも一度は訪れる、ということになります。これは本学の創設者、故片柳鴻氏のたっての願いだそうですが、これが久々に実現したのです。

 さて、新入生が蒲田キャンパスに全員集合しているので、我々教員も全員集合です。工学部の教員もこの日には八王子キャンパスではなく蒲田キャンパスに出勤します。

 入学式は本学の理事長の挨拶からはじまりました。

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 続いて香川新学長からの挨拶。大学での教育の理念の説明ですが、小学校から中学、高校と日本全国基本的には同じ内容の教育が行われていますが、大学からはそれぞれ個別の内容が教えられる、との指摘も。言われてみれば当たり前なのですが、改めて考えると凄いことですよね。いえ、各大学が別個の教育をしているということではなくて全国一律の教育の方が。

 恒例の千葉理事長の挨拶、香川学長からの挨拶に続き、本年度の来賓、豊田啓介氏から祝辞を頂きました。ここは東京大学生産技術研究所の豊田啓介教授とするべきかも知れませんが、建築家でありデジタル空間と現実空間をつなぐコモングラウンドの提唱者であり、アカデミックの枠にとらわれない活動をされている方。変化の時代に境界を越えることの重要性を説くお話でした。

 そして最後に在校生からの歓迎の言葉。大学生活の基礎は生活と健康にある、という話しをはじめとして年齢の近い先輩ならではの親身なアドバイスが良かったですね。

 この様子、実は動画で配信されています。興味のある方は上の図をクリックしてみてください。

 

江頭 靖幸

 

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