新入生ガイダンスと避難訓練と乾パン(江頭教授)
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前の記事では4月4日の火曜日に「新入生がノートPCのセットアップをしました」という紹介をしました。つづいて入学式が4月5日に。今回はその続き、4月6日の木曜日の学部ガイダンスについて紹介しましょう。
小学校から中学、高校と進学してきた新入生諸君、学校についての経験値は豊富ですから大学生活でも何も困ることはない。まあ、それはその通りです。大学からいきなり学校に入る人を想像してみれば高校までの経験の大切さは容易に想像できますからね。
でも、大学には高校までと違う部分がある。ということで大学に入って卒業するまでに必要な情報のうち、大学の1年目の前期の授業を受け始めるに当たって最小限必要な情報を伝えるためのガイダンスが必要です。
そこでガイダンスとして学部によるガイダンス、さらに学科によるガイダンスが行われます。また別途PC関係のIT講習会も実施しています。
大学と高校で大きく変わるのは、やはり「時間割は自分で作る」ということでしょう。大学の履修登録用のサイトにいって自分の時間割表の中で空いている時間をクリックして…、ってそうじゃない。(いや、PC上での手続き方法も重要なのですが。)「時間割は自分で作る」というのはどの授業を受けるかを自分で決めること。つまり自分自身の履修計画を「履修計画」を作ることなのです。
履修計画を自分で作る、新入生諸君に聞いてみると「ワクワクする」という人もいる反面「不安だ」という人も多かったですね。自由があるということは迷いもあることですから、まあ当然でしょうか。
とは言え、新入生の皆さん、ご安心を。今回決めるのは1年生の前期の時間割だけ。しかも1年前期にはそれほどの自由度はありません。やはり最初は基礎をじっくり学んで欲しい、という方針から必修の授業がほとんどの時間を占めているからです。
さて、新入生学部ガイダンスはこの後、大学院の紹介、学生生活についての注意、そして避難訓練で午前中に終了しました。で、そのあとに配られたのが写真の乾パン。それも一人三つずつです。
なんで乾パン?
そうか、食堂が混み合うからこの乾パンを食べてお昼ご飯にしろということか。
いや、そういうわけではありません。この乾パン、実は避難訓練と(ちょっと)関係があるのです。
避難訓練はキャンパスにいる学生が地震の際に建物から避難することを想定して実施されました。では建物から出て地震が収まった後はどうするのか。各自事情がことなるでしょうが、そのままキャンパスに居続ける、が模範解答。実は東京工科大学の八王子キャンパスは周辺地域の避難所に指定されているのです。
避難所として本学には非常用の食料が備蓄されています。それがこの乾パン。乾パンは保存期間が長いのですが、それでも定期的に入れ換える必要があります。とはいえ廃棄するのはもったいない。学生さんに配って食べてもらおう、というのがこの乾パンの配付の目的だったのです。
さて、新入生諸君は食堂を利用したのでしょうか。それともお弁当を用意していたでしょうか。あるいは学内のコンビニを使った人も居るでしょう。乾パンでお昼を済ましたひとは…いたのかなあ。
その後、午後は学科毎のIT講習会。新入生の諸君にとっては忙しい一日になったと思います。
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