「Sience English Camp in Tokyo University of Technology 2023」を開催しました(江頭教授)
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今回は先週の土日、7月29日と7月30日に本学の八王子キャンパスで我々応用化学が主体となって開催したイベントについて紹介しましょう。
「サイエンスイングリッシュキャンプ in 東京工科大学」は化学の実験を、最先端の設備を持つ東京工科大学の応用化学科の学生実験室で体験する、高校生向けのプログラムです。タイトルに「イングリッシュ」とあるのは実験中は英語でコミュニケーションをとることになっているからです。
高校生が大学など専門的な研究機関に来て実験などを体験する、という試みとしてのサイエンスキャンプは一般的に行われている試みだと思います。ただ、そこに英語でのコミュニケーションという要素を加えたものは珍しいのではないでしょうか。「ものづくりと産業のグローバル化が進み、エンジニアにも国際的なセンスや語学力が求められる現代」に対応したプログラム、ということですね。
まず初日の29日には本学科の教授で今年度から副学長でもある山下先生の挨拶。英語でのスタートで如何にも「イングリッシュ キャンプ」という雰囲気に。日本語も交えながらMITでの海外体験を通じて国際交流の楽しさ面白さ、そして重要性をお話されました。
続いて、いよいよ実験が始まります。実験テキストは英語。実験を実施するときはグループを作って行いますので、そのグループ内でのやり取りも英語です。もっとも、全てのコミュニケーションが英語、と言うわけではありません。実験に際しての安全に関する注意など、一部には日本語での講義もあります。