地球温暖化とオープンキャンパス(江頭教授)
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本学八王子キャンパスのオープンキャンパスが7月23日に行われた、という話は先の記事で書きました。昨日(7月26日)にはその反省会を行ったのですが、今回のオープンキャンパス、いままでにない傾向が見られます。いや、正確にはいままで見られた傾向が今年に入って明白になってきた、というべきでしょうか。
もったいつけるのはやめましょう。本学のオープンキャンパスは10時スタートで16時までの実施ですが、開始当初からの早い時間に参加者が集中している。それが今回は誰の目にも明らかになった、ということなのです。
我々応用化学科のオープンキャンパスでは工学部全体としての学部説明があって、その後に学科紹介、引き続き体験実験という流れを想定していて、午前と午後の学部紹介に合わせて二回の見学の波があるのが普通です。今回は、その午前の部と午後の部の差が激しかったのです。
原因を調査した訳ではありませんが、他学科の先生のこの一言がおそらく正しいのでしょう。「こんなに暑いとみんな涼しいうちに用事を済ませたいと思うのでしょうね」ということは、これはあれか、地球温暖化の影響なのか。化石資源の利用による温室効果ガスの排出がオープンキャンパスに影響しているのか。
さて、参加者が偏るのは地球温暖化のせいだとしても、これは何か対応を考えなくては。まず、対応する側の教員やアルバイトの学生さん達はやはりピーク時に合わせないと。その上で、学部説明会や学科説明会からの移動の段取りを見直しています。せっかく多くの方に訪問してもらっても混雑して待ち時間が増えるのでは本末転倒ですからね。
本学八王子キャンパスのオープンキャンパス、次回は8月6日(日)に予定されています。上記の様にスムーズな運営のために努力はしていますが、もしあなたが次回のオープンキャンパスに参加する予定なら、ピークの時間を避けて学生実験室での体験実験からスタート、学部説明、学科説明は午後の部に参加する、というスタイルを検討してみては如何でしょうか。幸い、次回の学部説明の午後の部は12:00と比較的はやい時間のスタートとなっています。
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