「身近な製品」と言われて何を思いつきますか?(江頭教授)
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唐突な質問だとお思いでしょうか。実はこれ、グループワークの課題の一部です。
我々応用化学科の所属する本学工学部の特徴の一つである「サステイナブル工学」教育。その最初の授業である2年生前期の授業「サステイナブル工学基礎」では何回かのグループワークがあるのですが、その中の課題の一つが
身近な製品を一つ取り上げ、その製品のサステイナビリティを評価する際に有効だと考えられる指標(手法)は何かを議論し、理由とともに結論を示せ。
というもの。「身近な製品」として工学部の2年生諸君はどんなものを挙げるのでしょうか。
グラフの様に1位は自動車。そうか、みんな自動車を持っているのか、とはちょっと思えませんね。「身近な製品」と言ってはいますが、そこはサステイナブル工学という授業の一環。その前提だと自動車ぐらいの大物(?)の方が考え甲斐があるのでしょうか。
そして第2位はエアコン。これは多分、このグループワークがこの季節(7月おわりごろ)の実施だということに原因があるのでは。こう暑いとエアコンなしではやっていられないですからね。
それ以降はスマホ、冷蔵庫、パソコンと続きます。このうち、冷蔵庫は授業のなかで具体例として取り上げた影響がでているのかも。(まあ、冷蔵庫も身近であるのは事実でしょうが。)そう考えると、いまの学生諸君の本当に身近な製品はスマホやパソコンなどの電子機器だ、ということになるでしょうね。
この課題、毎年同じ時期に実施しているのですが、自動車は不動の1位。エアコン、スマホも毎年登場しています。
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