東京工科大学40周年とシン・工学部と元祖・応用化学科(江頭教授)
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最近、大学の中で「本学の40周年を記念して…」という話しをちらほら聞くようになりました。そうか、本学は40周年が間近なのか。でも一体いつだろう。
調べてみると以下の様な情報がすぐに出てきます。「1986年 東京工科大学開学。」とありますから本学の40周年は2026年なのですね。
と思ってこのページを閉じようとしたのですが、ちょっと待って。そのすぐ下に気になることが書いてあります。
工学部(電子工学科、情報工学科、機械制御工学科の3学科)を設置
あれ、応用化学科は?
応用化学科の設立は2015年。いや、私は応用化学科の設立に立ち会った一人(いわゆる初期メン)なのでこれは間違いありません。
「そうか、工学部に応用化学科が追加されたのが2015年なのですね。」
いえいえ、そんなことはありません。工学部自体も2015年に設立されたはずです。初期メン(二度目)の私が言うのだから間違いありません。
これ、実は少し込み入った事情があります。
先の東京工科大学の沿革を見てゆくと2003年にこんな記述があります。
バイオニクス学部(バイオニクス学科)、コンピュータサイエンス学部(コンピュータサイエンス学科)を設置[工学部改組]
文末にチラリと「工学部改組」とあります。つまり、20年前に工学部は「バイオニクス学部」と「コンピュータサイエンス学部」とに改組、発展的に解消されているのです。
ですから2015年に設立された工学部は本学2度目の工学部。いわば「シン・工学部」なのです。
ということは今の機械工学科も「シン・機械工学科」なのか。でも、以前の工学部には応用化学科はなかったので我々の応用化学こそ本学の「元祖・応用化学科」ですね。
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