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「地域連携課題」の発表会が行われました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今週の月曜日(2023年7月17日)2022年度、第二期の「地域連携課題」の学科内発表会が行われました。

 「地域連携課題」という言葉、聞いたことがない、という方も多いと思いますが、本学の授業の名称です。本学科では3年生前期の授業。つまりクォーター制(前期を1期、2期の2つに分ける制度)で実施されるコーオプ実習の際、大学に残っている学生に向けて行われている授業です。シラバスには授業の内容は、「学生が地域の関係者と連携しながら地域・社会的な課題等に取り組む」ものとあります。

 本学部は八王子キャンパスにありますから、この場合の「地域」は具体的には八王子市のことです。八王子市の「担当者等を講師に招いて地域が抱える各種の課題を学んだ後」に、「学生が自ら主体的に地域から課題を選定」し、その解決方法を提案する、それが地域連携課題の授業内容です。この授業はグループワークを基本とし、いろいろな施設や企業を訪れて課題の解決方法を調査・分析、結果を比較検討することで効果的で具体的な提案を目指します。

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 さて、この発表会、我々教員も参加しています。この授業が開始された当初は教員は主に質問要員。発表に対して質問をする役割でした。ところが最近は学生の皆さんからも積極的に質問が出るようになりました。それは良い傾向なのですが、我々は少し手持ち無沙汰です。それもあったのでしょうか、それとも時間が少し余ったからでしょうか、司会の先生が最後に我々にコメントの時間をくれました。

 印象に残ったのは「この授業が始まってもう7年経つのですが、それでも毎回新しい話しが出てきますね。」というコメント。これは本当にその通りです。普通の講義や演習だとこうはいかないですよね。やはりグループワークというこの授業の特徴だと思います。

江頭 靖幸

 

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