応用化学科ではカリキュラム改訂を予定しています(江頭教授)
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応用化学科ではカリキュラム改訂を予定しています、とタイトルを書いたところでふと思ったのが、子供のころは「カリキュラム」なんて意識していなかったなあ、ということ。でも例え小学校であっても学校に入れば必ずカリキュラムというものがあったはずです。だって、きちんと時間割があって時間通りに授業があったでしょう? 時間割を作るには何年生で何の授業を勉強するのか、決まっている必要があります。その「何年生で何の授業を勉強するのか」がまさにカリキュラムなのですね。
さて、私達の応用化学科は2015年に東京工科大学の工学部の一つの学科として創設されたのですが、その際に作られたのが最初のカリキュラム。内輪では「2015カリキュラム」などと呼んでいます。それから四年、最初の卒業生を送り出すタイミングで「2015カリキュラム」を一部手直しして「2019カリキュラム」としました。学生さんが一巡したことで問題点、と言うほどではありませんが、気になる部分を修正したのが2019カリキュラム。つまり2015カリキュラムのマイナーバージョンアップが2019カリキュラムの位置づけです。
では2019カリキュラムが一巡する2023年に2023カリキュラムを作ろうか。そんな話しもあったのですが翌2024年に東京工科大学の八王子キャンパス全体でカリキュラムの改訂の計画がありました。それに合わせて一年ずらして2024カリキュラムを今作っている、という状態です。
2024カリキュラムでは大きな変更がいくつも計画されています。その一つとして「キャリア設計」という授業が新設されることになりました。
この「キャリア設計」、実は他学部では以前から実施されている授業で、就職委員会が積極的に関与して就職活動とインターンシップのガイダンス、一般常識試験対策としてのwebテストの受験についての解説、業界・企業研究、面接・グループディスカッション、エントリーシートの作成のワークなどを実施してるとか。
工学部では「コーオプ教育」の中で実施している内容とも多く重複しているのですが、2024カリキュラムに合わせて同様の授業を作ろう、ということに。
この授業、当初3年後期に予定していたのですが、内容を検討するうちに「3年後期では間に合わない」という結論に。世の中一般に就職活動が前倒しになる傾向ですから、内容を考えると早める方がよさそうです。
「次の2028カリキュラムだと2年後期に実施することになるのかなあ?」
「あり得る!」
「そのうち2年前期になって、いつかは1年前期になって、その後はついに高校で担当することになったりして。」
「それはない!」
「だよねー。」
2024カリキュラムのために、他にも新しい授業が計画されています。それについては追々紹介することとしましょう。
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