情報セキュリティについてのeラーニングコースを受講しました(江頭教授)
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このブログを読んでいるあなたがもし高校生なら、インターネットやPCが無い世界というものは想像できないかも知れません。インターネットもPCも今の高校生諸君が生まれる前から存在したわけですから当然ですよね。(スマホならぎりぎり生まれているかも。でも物心ついたころには一般的になっていたでしょうね。)
今60歳の私はインターネットが一般に開放されたときやPCが登場したころのことをよく覚えています。たとえばPCが登場したとき、私にとっての用途は学会に提出する予稿集の清書などが最初だった様に思います。普通なら手書きするところをPCのワープロソフトで文章をつくりプリンターで印刷して提出するとぐっと読みやすさが向上したのです。私は特に字か汚いのでこれはありがたかったですね。
さて、この例の様に「今までアナログなやり方をしていたことを、デジタル化する」という形の電子機器の導入には「いざとなったらアナログに戻れば良い」という最後の砦というか保険というか、そういったある種の安心感がありました。(でも、実際にアナログに戻れ、と言われたら無理だったのかも。)それがデジタル化が進むと原理的にすらアナログに戻れない、という状態に。私達にとってデジタル機器の使用は必要不可欠になっているのですね。
とうことで、デジタル機器の安全な運用は私達にとって常に気をつけるべきことです。私がPCのバックアップをとっていることやサブのPCを準備しているのもその一例。そして、特に大学という組織として気をつけるべきなのは大学の情報システムへのリスクに対応する情報セキュリティの維持でしょう。
と、ここでやっと本題に。今回は情報セキュリティについてのeラーニングコースを受講した、というお話です。
今回eラーニングコースを受講することになった理由、別に私が「意識が高い」からではありません。本学の教員全員に「片柳学園情報セキュリティ委員会」名義で研修として受講する様にとの指示があったのです。確かに組織としての情報セキュリティを保つためには全員が一定レベルのセキュリティに対する知識を持っていることが必要ですからね。
さて実施した内容は…と言いたいところですが、ここでは私が学んだことのなかで最も重要な点を一点だけ。
組織のセキュリティに関する情報をSNSやブログで安易に公開してはいけません。
いや、確かにその通りですね。
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