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ネコロボ(ネコ型配膳ロボット)を見た(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 少子高齢化が続く日本では慢性的な人手不足がつづきます。その対策としていろいろな分野での省力化・省人化が必要で、その決め手の1つがロボットの導入。とまあ、そんな堅苦しい前置きをしなくてもファミリーレストランでの配膳ロボット、しかも猫をモチーフにしたロボットの大量導入というのは話題のニュースだったと思います。

 で、このニュース自体は少し前のお話しだったのですが、私も先日、はじめて本物のネコロボをみた、というのが今回のお話し。

 久々にあった他大学の先生と食事を、ということで中華料理専門のファミレスに入ったのですがその時点ではネコロボのいる店だとは気が付いていませんでした。まず注文がタブレットを利用する形になっているのをみて「やっぱり人手不足なんだなあ」などと思ったくらい。メニューに飲み物がお酒しかないと思ったらソフトドリンクはセルフサービスのドリンクバー一択、というのも人手不足への対応でしょうか。

 さて、タブレットでの注文を終わってしばらくすると件のネコロボがやってきました。そのときはじめてこの店がロボットを導入した会社の系列店であることを思いだした次第です。

Photo_20231117060001

 で、肝心のネコロボの感想ですが

普通…

超、普通…

いや「だからなに」って感じ。感動(?)はしませんでしたが何の違和感もなく、それこそ普通に使うことができました。

 何てつまらない感想なんだ、といわれそうですが、これはこれで凄いことなのかも知れません。普通ということは特段の違和感もなく、ましてや不快感など全くなしで新しいシステムに馴染むことができるということなのですからね。

 今後も人手不足に対応したシステムがいろいろと出てくると思いますが、できれば最低限、この「普通」のレベルをクリアしてほしい。などと贅沢な希望をもった「ネコロボ」との遭遇でした。

江頭 靖幸

 

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