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2023年12月

2023.12.29

2023年を振り返る(江頭教授)

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 2023年が終わるにはもう少し時間がありますが、こと大学について言えばもう終わりと言っても良いでしょう。昨日の記事でも述べた様に本学八王子キャンパスはもうお休みに入っています。ということで、今回は今年、2023年を振り返みましょう。

 ここ数年来、正確には2020年以来、「今年を振り返る」という話題では必ず「コロナ禍が…」という話がでてきます。でも今回の記事はさすがにもうその手は使えないかなあ、などと思ったのですがよく思い出してみるとコロナが5類、いわゆる「普通の病気」となったのはまだ今年の5月のことだったのですね。実は2023年度も開始時点ではコロナ禍の最中だったということになります。

 とはいえ、その頃には2020年当時の緊張感はかなり薄れていたのも事実。2023年、というか2023「年度」は実質的にコロナ禍が終わった年と位置づけられるのではないでしょうか。

 いやー、コロナ禍の最中には「ニューノーマル」とか言ってたものですが、はてさて。

 大学関係者として一番気になるのはやはりオンライン授業関係なのですが、これなどコロナ禍がピークを過ぎると急速に元に戻って、「やはり授業は対面が基本」となった様に感じています。実は2022年の時点からその傾向はあったと思うのですが、2023年には完全の巻き戻されたというか。オンライン授業というものは「全てオンライン」となって大学に通学する必要がなくなれば大きなインパクトがあると思いますが、一部オンライン一部対面という形態では意外と厄介です。かといって全面オンライン授業というのも学習者にとってはつらい環境。それにどう考えても対面が良い授業というものもありますし。せめて「週の何日かはオンライン」というスタイルが実現できればとも思います。でも、それぞれの授業の性質とオンラインの日程を巧く組み合わせる、というのは至難の業ですよね。

 結局は対面が中心という従来の授業形態がもどってきたのが2023年ということに。とはいえ対面の授業といってもその内容はやはりコロナ禍の影響を受けているといえるでしょう。私自身の授業でも復習用に授業の動画(とっ言ってもスライドショーに音声が載っているものですが)を残すなど、以前とは違った工夫もしています(こちらの記事など)。

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2023.12.28

東京工科大学(八王子キャンパス)の冬休み(江頭教授)

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 今日(28日)の八王子キャンパスにはほとんど人影がありません。いや、きっと無いはずです。だって、八王子キャンパスは本日からお休みになっているのですから。

 実は授業はすこし前、12月26日に終了しています。授業がないとキャンパスの人数はぐっと少なくなるのですが、それでも教員はもちろん、研究室の学生諸君(そろそろ卒業論文の締め切りが気になってきているのでしょうか)は大学に来ていました。学内の一部の食堂、コンビニも営業を続けていましたし、それなりの活気があったのですが、それも昨日まで。今日はずっと静かになっています。

 長期の休みには大学の自家発電施設の点検のため、ときどき計画的な停電があります。停電が許されない実験施設のために発電機が運ばれてくるのですが、それは冬休み前の週末の休みに実施済みです。

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2023.12.27

「沙漠」「砂漠?」「沙漠!」(江頭教授)

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 いわゆる「砂漠」について、私は「沙漠」という表記を使うのですが、良く「砂漠」の書き間違えではありませんか、と言われることがあります。

 いえいえ、意識して「沙漠」という言葉を使っています。特別なこだわりがある訳ではありません。沙漠に関連した研究を始めたときに、周りの人たちに合わせて使い始めたのです。実際、「日本沙漠学会」でも「沙漠」という表記が使われています。

 そもそも沙漠とは「水の少ない土地」であって「砂ばかりの土地」ではないでしょう、というのがこの「沙」という漢字が使われている理由だと思います。

 実際、沙漠の定義は雨の少なさ(降雨量の少なさや雨の降らない日の多さなど)に基づいて決められていて(例えばUSGSのこのページ)、砂の多さを基準にしたものは見たことがありません。

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2023.12.26

2023年の授業は今日で終了です(江頭教授)

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 えっ!もう?

 いえいえ、よく見てください。2023「年度」ではなくて2023「年」となっているでしょう。年内の授業は今日で終了。来週から年明けまで、2週間ほど授業が休みになる、ということです。

 私が担当する授業「化学工学」や「サステイナブル環境化学」は今週の月曜日と火曜日で第13回。実は後1回を残すのみとなります。新年は10日から授業再開で、残りの1回を終わるともう試験、という日程になっています。

 1回分くらいならいっそ全部終わらせてから休みに、という気もしますが年末まで授業というのもあんまりですよね。試験を前にして2週間の息抜きというのも悪くはないでしょう。

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2023.12.25

「成就」って読めますか?(江頭教授)

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 本学に限らず学生の就職支援に力を入れている大学は多いのではないでしょうか。我々応用化学科が所属する工学部も「コーオプ教育」を通じて学生諸君が社会にでてからの自分の姿をより明確に理解できるようにすることで就職活動の一助としていますが、もちろん就職支援はそれだけではありません。応用化学科には就職委員の先生もいますし、学部では就職委員会が開かれますし、大学全体でも「就職力強化委員会」が学長参加で定期的に実施されているのです。

 さて、先日その「就職力強化委員会」の資料を読んでいて表題の「成就」という言葉に出くわしたのですが…

ん?「就職」の「就」の字に「成功」の「成」か。

ということは就職活動に成功することだから「しゅうせい」と読むんだろうか?

いや、チョット待て。就と成が逆だぞ。

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2023.12.22

八王子キャンパスに発電機が登場(江頭教授)

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 下の写真、我々、応用化学科が所属する片柳研究棟の前で2023年12月21日に撮った写真です。

 ここに青い色のブロック状の装置が並べられると、ああ、今年もそんな季節になったんだなあ、などと思います。

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 この大きな四角い箱型のもの、じつは発電機です。なんでこんなものが?八王子キャンパスにはちゃんと電気が来ています。それどころか研究棟の地下には自家発電の施設まであります。

 ええ、「自家発電の施設がある」というところがポイントなのです。

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2023.12.21

「立米」って読めますか?(江頭教授)

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「ここで流量が毎分1リューベで、あっごめん、毎分1立方メートルで、だね」

 授業中にこんな感じで良く言い間違えてしまいます。あっ、「リューベ」とは「立方メートル」のことですが、高校までの授業では使われていないようで学生さんはきょとんとしています。

 立方メートルは長さの単位、メートルの三乗。ですからその表記 m3 は「メートルサンジョウ」と読むべきなのですが、これを

「立米」

と記して「リューベ」と読む、という表現があるのです。

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2023.12.20

MITのH.Asada教授に講演していただきました(江頭教授)

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「先週、MITを訪問して本学とのコラボレーションについて相談してきました」

えっ、そうだったんですが学長!

とまあ、急に決まった話なのですが、MIT(マサチューセッツ工科大学)との協力のためにH.Asada教授が本学に来られたのを機に講演をして頂いた、というのが今回の講演会の経緯です。これは良い機会だということで授業をこの講演会に振り替えた先生もいるのでしょう、会場には多数の学生と教員が詰めかけていました。

 ちょうど1時間の講演で前半はMITについて。

建学当初に南北戦争が起こったので実際に学生を受け入れたのはその3年後で…

南北戦争って、いやスケールが違いますね。

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2023.12.19

片柳学園80年絵巻と工学部(江頭教授)

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 前回紹介した忘年会改め「年末懇親会」では東京工科大学を運営する学校法人、片柳学園の千葉理事長の講演があった、という話はすでに書いたのですが、その講演の中で「来るべき片柳学園80周年にむけて片柳学園80年絵巻を作りました」という話が。懇親会の場でお披露目、といことで早速見に行きました。

 おっ、あったあった、我々の応用化学科が所属するシン・工学部、おっと新工学部の設立は2015年でしたね。

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という感じで「80年の歴史」を眺めてみたのですが80周年を迎える2027年には新工学部は設立12年になっているはず。80年の15%ですから

片柳学園の歴史を1日に例えると新工学部の設立はよる8時24分です

とか

1年に例えると11月6日の朝6時くらい

になります。

ん?あまり印象的でないかも。

 よく考えると片柳学園が創設80周年を迎える前に工学部の方が設立10周年を迎えることになるのです。いや、応用化学科と工学部の設立、ついこないだのような気がしていましたが、もうずいぶん時間が経っているのだ。そんな事を改めて意識した忘年会、じゃなくて年末懇親会でした。

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2023.12.18

忘年会改め「年末懇親会」が開かれました(江頭教授)

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 このブログで東京工科大学を運営する学校法人の片柳学園の忘年会について書いた記事は2018年のものが最後でした。今回の記事も正確には「忘年会」の記事ではありません。4年間のブランクを経て「年末懇親会」として新たにスタートした、という内容です。

 「4年間のブランク」というと「なるほど、コロナ明けで再会したんだな。」などと思う方もおられるかと。でも2019年の年末にも「忘年会」は中止になっているのでコロナだけが原因ではありません。当時、片柳学園はその創設者である片柳鴻氏の喪に服していたとう事情があったのです。

 さて、東京工科大学は片柳学園が運営しているわけですが、片柳学園は他にも日本工学院専門学校も運営しています。実際、我々が所属する八王子キャンパスは日本工学院専門学校と一緒に利用しています。また、我々工学部応用化学科の研究室がある片柳研究棟には産官学共同の研究機関である片柳研究所も含まれています。さらに、蒲田キャンパスの東京工科大学、日本工学院専門学校も片柳学園の運営です。

 さて、これだけ大所帯の忘年会ですから会場もそれなりの広さが必要です。写真の左側に見えるのが会場になっているザ・プリンス パークタワー東京。右側に見えるのは東京タワーですね。

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2023.12.15

書類あれこれ(江頭教授)

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 電子マネーやQRコード決済の登場、いえそれ以前にクレジットカードの普及のせいでしょう。最近めっきりと現金を使う機会が減りました、という話を以前の記事に書きました。その上本学の経費精算も電子化されることになった、という話はこちら。これで書類の数も減って来たのですが、今度は(今まで書類で行っていた)各種の申請の業務も電子化されて、いよいよ(紙の)書類の数も減り始めたというのが今回のお話です。

 正直に言うと、私はこの業務申請の処理システム、というか「電子申請・電子承認」システムには乗り遅れました。いや、経費精算とほとんど同じ名前なんだもん。役割の違いをはっきり理解していなかったので最初は意識さえしていない状態。何かの書類を紙で提出した際に却下されてはじめて気が付きました。でも、使い始めてみると色々便利。少なくとも今までの書類作成よりも手間がかかるということはなさそうです。

 

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2023.12.14

世界は変わるけれど思ったようには変わらない、という話(江頭教授)

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 随分前に読んだ海外のSF小説のことなので記憶が曖昧なのですが、その本のあとがきに訳者による著者の紹介がありました。その中のエピソードの1つがこれ。

著者が講演会で「この中で21世紀になっても人間が今と同じ形をしていると思っている人はいますか?」と聞いたとか。数名が手を上げると「あなたたちは間違っている!」。

 要するに人間の姿が変わってしまうほどの人体改造、サイボーグ化が進むだろう、という意見を自信たっぷりに述べたわけですが、うーん。21世紀になって20年以上たつのですがそんな気配は見られないなあ。

 おそらくこのSF作家さんは人体改造を技術の面から見ていた。つまり「近い将来こんなことができる」という点に注目していたのだと思います。

 しかし、人体改造ができるとしても、それを敢えてしたいのかどうか。それだけの動機があるのか、という視点がかけていたのではないでしょうか。「こんなこと良いな」「できたら良いな」と思えるような用途が果たして…。

 実際、「勝負に勝ちたい!」という強い動機があればサイボーグ技術などなくても↓の様な「人体改造」は可能なのですね。

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2023.12.13

授業中にトイレ(江頭教授)

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 大学の先生として授業をするのは仕事の内。とはいえ授業をしているこちらも人間ですから学生さんたちの反応は気になるものです。つまらなそうにしている学生をみると良い気持ちはしないですし、ちょっとしたジョークが受けるとやっぱり嬉しいものです。そんななかで、授業をしている教室から学生が外に出て行くとなるとこれは穏やかではない。うーん、これはどういうことなんだろう。

 いやまあ、分かってはいるんですよね。それなりの人数の学生さんが授業に出席していて授業の時間は1時間と40分。そうなれば我慢できない人がいるのはもう必然と言うべきでしょう。ええ、やっぱりトイレが我慢できないという人はいるものです。

 昔のことですが、学生に(そして自分にも)とても厳しい先生がいて「授業中に外に出るのは許さない、遅刻して途中入室も不可」という方針で教室に鍵をかけて授業をしている、という話を聞いたこともあります

 でもこれは前職でのお話。本学の先生達は基本的に

しょうがないよね。にんげんだもの。

という考えです。でも「できれば申し訳なさそうに出て行って欲しい」とチラリとホンネを学生に漏らす先生もいらっしゃいました。

 さて、かく言う私もバリバリの「にんげんだもの」派です。

 

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2023.12.12

7億ドルの男(江頭教授)

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 少し前のニュースになりますが野球の大谷翔平選手がドジャーズに移籍。その際の契約金が7億ドルとのこと。破格の選手に相応しい破格の契約ですね。

 さて、このニュースを伝える2023年12月10日の7時のNHKニュースでは米ABCのニュースが引用されていました。以下の写真の様に「野球で初の7億ドル選手だ」とのキャプションがついています。

 いや、ここは「7億ドルの男」とすべきだと私は思います。以下、その説明を。(いや、別に大した理由では無いのですが…。)

 このアナウンサーは原語では「Baseball has its first seven hundred million dollar man.」と言っています。DeepLで日本語訳すると「野球界に初の7億ドル男が誕生した。」となって「7億ドル選手」ではなくて「7億ドル男」となっていますね。でも、このニュースの文脈では「男」というのは「選手」という意味はなのは明白で、NHKのつけたキャプションの方が相応しいと思えます。

 ではなぜABCのアナウンサーは「seven hundred million dollar player」と言わず「seven hundred million dollar man」と言ったのでしょうか。

 これ以降は私の推測ですが、おそらく「million dollar man」できれば「six million dollar man」と言いたかったのだと思います。

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2023.12.11

そろそろ年賀状の準備を始めましょう(江頭教授)

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 このブログを読んでいるあなたがもし高校生なら年賀状を書くという習慣がないひとが多いのでは、とこの記事を書きはじめました。でも少し調べてみると結構な割合の高校生の皆さんが年賀状を書いているという調査があるそうです。でも学年が上がるにつれて書かなくなっていくとか。要するに中学生か小学生のころに年賀状を書くように指導されているものの、習慣としては根付かないということなのでしょう。

 じつのところ年賀状が送られる総数は毎年減少傾向にある、それも急激に減少しているのだそうです。自分自身のことを考えて見てもそれは納得の行くところ。昔からの習慣でそれなりの数の年賀状を毎年出しているのですが、その数は減ることはあっても増えることはありません。新しい知り合いができてもご自宅の住所を知ることはほとんどない。とはいえ職場に年賀状を送っても実際に手に取ってもらえるのは仕事始めのころ。それなら必要に応じて随時メールで連絡をとれば良いかなあ、などと思ってしまいます。

 いや、この「必要に応じて随時メールで連絡をとれ」る、というところが年賀状離れの原因なのではないでしょうか。

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2023.12.08

コーオプ実習成果報告会(江頭教授)

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 本学工学部の特徴であるコーオプ教育、その中心と位置づけられる「コーオプ実習」は7週間にわたる企業での就業体験です。応用化学科では3年生を対象に本年度の前期に行われましたが、先日、12月06日にはその「成果報告会」が開催されました。

 この「成果報公会」はコーオプ実習に参加した3年生諸君が実習の経験を振り返り、そこで得たものをポスター形式で発表するイベントです。我々応用化学科、そして電気電子工学科の3年生が参加する「成果報告会」はこれでもう7回目。機械工学科の学生が参加する夏の「成果報告会」も含めると14回目の開催となります。約200人が発表するので1時間×3回の交代制となりました。我々教職員はもちろん、コーオプ実習に協力していただいた受け入れ企業の皆さんも招待させていただきました。

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2023.12.07

歴代クリスマスツリーを振り返る 2019年、そして…(江頭教授)

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 ここ数回、東京工科大学八王子キャンパスのクリスマスツリーを振り返っているのですが、今回は2019年11月14日のこちらの記事の写真から。2018年より約1週間遅れての設置ですが、この年も無事にツリーが飾り付けられたのでした。

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そしてこちらがライトアップされた姿。やはり2017年から使われているツリーの様です。

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さて、その次の2020年のクリスマスですが…

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2023.12.06

歴代クリスマスツリーを振り返る 2017年、2018年(江頭教授)

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 前回につづき、八王子キャンパスのクリスマスツリーを振り返ってみましょう。2015年、2016年ときて、2017年のクリスマスツリーについては本ブログのこちらの記事に。2017年11月7日の「今年も11月に登場、クリスマスツリー」という記事に記述がありました。この記事では何とクリスマスツリー設置の現場の写真が。ツリーお設置は11月の初旬だった、ということもここで明らかになりましたね。

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 なお、ライトアップの様子はこちら。

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「最近は日も短くなったので5限の授業の終わりぐらいには、もうライトアップされたツリーを楽しむのに十分なくらい暗くなっています。」とのこと。

そして2018年のクリスマスツリーは…

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2023.12.05

歴代クリスマスツリーを振り返る 2015年、2016年(江頭教授)

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 昨日の記事では厚生棟におかれていたクリスマスツリーの飾り付けを紹介しました。そう言えば…思い出したのですがこのブログにも何回かクリスマスツリーの記事が載っているのです。今回はその記事を振り返ってみましょう。

 調べてみるとクリスマスツリーに関する最初の記事は2015年12月24日の山下先生の記事。この時のツリーが写真入りで紹介されています。

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 いや、なかなか立派なツリーですね。そして夜景バージョンがこちらの写真。

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きれいですね。でもこのツリーを夜の姿を見る学生さんの数はかなり少なかったような気もしますが…。

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2023.12.04

東京工科大学八王子キャンパス2023年のクリスマスツリー(江頭教授)

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 久しぶりにチョットした現金を準備することになりました。本学の八王子キャンパスの中にも銀行と郵便局のATMが設置されていますから、久々に現金をおろしに行ってきましょう。ということで八王子キャンパスの厚生棟という建物に入ったところで↓を見つけました。

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 飾り付けもなかなかリッチですしプレゼントがたくさん置いてあるのが楽しそうで良いですね。

 とはいえ、まだ12月になったばかり。少し気が早い気もするのですが…。

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2023.12.01

ロボット、AI、そして未来のイメージ(江頭教授)

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 私が子供だった頃ですから、今から20年まえくらいでしょうか…。

 すいません、サバ読みました。今から40~50年くらい前、正確に言うと1960年代末から1970年代前半くらいの時代、世の中の多くの人たちが持っていた未来のイメージは「どんどん生活が豊かになり、新しい科学技術の成果が世界をより発展させる」というものだったのではないかと思います。私自身は子供だったので、その具体的なイメージは「鉄腕アトム」などで描かれた世界が下敷きになっているのだと思います。

 空飛ぶ自動車が透明なチューブの高速道路を走り、人間と会話するロボットが普通に居て、火星への探検も行われているような未来社会、そんな未来に向けて当時の社会が進歩を続けている、ということをなんとなく信じていたのだと思います。具体的に考えてみることは滅多になくても、問われればそう答えるしかない。取り立てて他のイメージがあるわけでもない。多くの人にとってそんな感覚だったのではないでしょうか。

 さて、この楽天的な未来イメージは後の石油ショックによって一気に崩れます。地球と資源の有限性が意識され、その中でサステイナブルな発展を続ける社会をどう作るか、という話に続くのですが、今回それには触れずにおきましょう。

 それより私が最近気になるのはロボットについてのイメージです。ロボットという存在は魅力的でいろいろなSF的想像をかき立てます。良くあったのは「仕事は全部ロボットがしてくれるので、人間は遊んで暮らせる」という話です。普通はこれに、でもそんなのは遠い未来の話なのでちゃんと勉強しないとダメだよ、という教訓がついていたものですが。

 この「代わりに仕事をしてくれるロボット」というイメージ、昔は肉体労働を代わってくれるものでした。それらが実用化された現在では、さしずめ「AI」がそのイメージを引き継いでいるのだと思います。

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