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コーオプ実習成果報告会(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学工学部の特徴であるコーオプ教育、その中心と位置づけられる「コーオプ実習」は7週間にわたる企業での就業体験です。応用化学科では3年生を対象に本年度の前期に行われましたが、先日、12月06日にはその「成果報告会」が開催されました。

 この「成果報公会」はコーオプ実習に参加した3年生諸君が実習の経験を振り返り、そこで得たものをポスター形式で発表するイベントです。我々応用化学科、そして電気電子工学科の3年生が参加する「成果報告会」はこれでもう7回目。機械工学科の学生が参加する夏の「成果報告会」も含めると14回目の開催となります。約200人が発表するので1時間×3回の交代制となりました。我々教職員はもちろん、コーオプ実習に協力していただいた受け入れ企業の皆さんも招待させていただきました。

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 コーオプ実習は就業体験であると同時に教育の一環でもあります。学生諸君には就業体験を通して通常の授業では得られない知識や気づきを得て欲しい、そのような考えに基づいて計画されたものです。ただ実習を経験するだけにとどまらず、各自が実習で得た経験を振り返り、同級生たちとその経験から得たものを分かち合うことで、より教育的効果を高めたい、今回の成果報告会にはそんな意図があるのです。

 この成果報告会、世の中のいろいろなイベントと同様、コロナ禍の影響でオンライン開催となった時期もあり、応用化学科の学生の報告会としては実に久々の対面実施となりました。オンライン故の手軽さ、アクセスし易さというものは確かにあるのですが、やはり「成果報告会」のなど学生さんが発表する会は、対面で実施できると素朴に「良いなあ」と思うものですね。

江頭 靖幸

 

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