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年頭のご挨拶 2024年を迎えて(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 2015年、多くの期待を担って始動した工学部応用化学科は今年の3月に9年目を終わり、ついに10年目に入ろうとしています。10年一昔と言いますが、そう考えると時の流れの速さに驚くばかりです。

 この間、教育改善のための授業参観や学生への定期的な面談などを、本学の制度に基づいた授業改善、学生支援の取り組みを通して、全教員が親身になって学生をケアし学生の才能を伸ばす、という試みは継承・発展されています。また、大学ー高校連携講座や模擬講義、高校訪問でも学科独自の努力を続けてきました。

 また、第一期生から今年度入学した第九期生までつづく学生諸君の間でも、一期生から二期生へ、二期生から三期生へと引き継がれた伝統が作り上げられていることを折に触れて実感しています。 

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 開始から4年間の第一のサイクルを終えたところで若干のカリキュラム改訂を行い、どの授業もその後5年間の実践を重ねました。その経験を反映してカリキュラムのさらなる改訂の準備を進め、来年度から新たなカリキュラムの実施を予定しています。

 2019年末からのコロナ禍による打撃をなんとか乗り越え、なし崩し的に始まったものの授業の実施方法の見直しが教育手法の大きな改善につながる、というプラスの側面をなるべく活かすべく教育方法を工夫してきました。

 コロナ禍によって大きく変わった条件を新たな前提とし、またこれまでの本学科の積み重ねを活かし、新たな学科の在り方をスタートさせる。2024年はそんな一年になるかと思っています。

 本年も東京工科大学工学部応用化学科、そして本ブログをよろしくお願いいたします。

 

江頭 靖幸

 

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