今日は、いや今日も休日なのですが(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
春の大型連休、ゴールデンウィークも今日が最後。と、まあ世間では言われているのでしょう。しかし本学は違います。ゴールデンウィーク?そんなものは昨日で終わりました。今日からの授業、さあ、張り切っていきましょう。
「えっ、でも昨日の日曜日はこどもの日でしたよね。今日は振替休日でお休みの日では。」
まあ、世間一般ではそうですね。ですが本学では今日、5月6日は祝日授業開講の日です。
さて、祝日授業開講日について説明しましょう。 別に「祝日授業」という特別の授業がある訳ではありません。祝日ですが、「授業を開講」する日、という意味です。
「祝日なのに授業が有るなんて!」もしあなたが高校生(あるいは中学生、小学生)ならそう思うかも知れませんね。
大学の科目は原則として14回の授業と1回の期末試験とで構成されています。ですから前期・後期、それぞれ15週間で終わります。つまり、年間30週間しか授業は無い、ということです。高校まではいつも授業があって、その間に休みがある、という感じでしたが、大学では30週間の授業を一年間に割り当てる形になっていて、それ以外は休み、ということになるのです。休日の意味合いが違っていて、比較的自由に授業期間を設定できるのです。
さて、今年のゴールデンウィークのカレンダーをみると土日を休日として、4月27から29日までの前半、そして5月3日から今日、5月6日までの後半と2分されています。そしてカレンダー通りなら4月29日と5月6日の月曜日は両方との休み。これだと月曜日の授業は2回遅れになります。そして金曜日の授業は1回遅れですが、その他の火曜日から木曜日の授業はとくに変わらず。こうなってしまうと学期末の授業おわりには月曜日の授業だけ連続して実施しなければならないことになってしまいます。
そう考えると今日の月曜日に授業を行っておくのも悪い選択ではないように思いませんか?
それにほら、4月30日から5月2日までの3日間、カレンダー通りなら授業をするべきなのですが色々理由をつけて(5月1日は「創立記念日」となっています)、あるいは理由がつかなくても(4月30日と5月2日は「臨時休業日」です。「臨時休業日」ってなんだろう?)お休みにして、お陰様で9連休になっているのです。これが10連休でないからといって不平を言うのは筋合いではないのでは。
とは言え、まあ連休明けの月曜日、しかも一限の授業となると気が重い上に世の中全体が休日の中で出勤するとなると、はぁ、つらいよなあ、という気持ちはよく分かります。(私も同感です。)
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