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教員紹介が電子版に移行するらしい(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 個人情報に関してうるさい今の時代からは想像もできませんが、昔は教職員の「住所録」というものがありました。もちろん、電子版などという概念すらないほどの「昔」です。それがどのような経路からかは分かりませんが、所謂「名簿屋」という人たちの手に渡ったのでしょう、迷惑メールならぬ迷惑ダイレクトメールが届くようになって…などというトラブルもありがち。もっとも迷惑メールと違って迷惑ダイレクトメールは送る方にもコストがかかるので、それほど致命的なことにはならなかったのですが。

 とはいえ、今は「住所録」を作っている職場は珍しいのではないでしょうか。その一方で大学教員の一覧である「教員紹介」という冊子は今も健在、というか今まで健在でした。「教員紹介」に載っているのはメールアドレスと部屋番号まで。電話番号は載っていません。上記のような迷惑電話がかかってこないように配慮されているのですね。(部屋番号が書いてあったら押しかけてくる人が居るかも。いやいや、それこそ押しかける方に多大なコストがかかるのですからそこは心配ないでしょう。)

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 さて、その替わりと言いますか、「教員紹介」には先生方の経歴や専門、研究テーマなどものせてあります。さらに重要なのは顔写真も載っている、という点ですね。

 この「教員紹介」の情報ですが、経歴はそうそう変わるものではありませんし、専門や研究テーマもまあ変化は少ないでしょう。経歴も専門も、普通は増えるだけで減ったりもしませんものね。でも、「教員紹介」の情報で意外と盲点なのは写真なのでは?

 実は私は昔、他の先生の授業をいろいろ聞きにいって参考にしていた時期があるのです。その頃のお話し。

明日は○○先生の授業を聞きに行く約束になっているな。メールでのやり取りだけでお顔をしらないんだが…そうだ!教員紹介で確認しよう。

そうか、こういう雰囲気の先生なんだ。エネルギッシュな感じの人だなあ。

そして当日。授業に現れた先生をみて

あのぉ、お父様でいらっしゃいますか?

いや、そんなことは言ってませんよ。でも、ねぇ。「教員紹介」の写真も適切なタイミングで更新しないとこういうことになる、ということです。

江頭 靖幸

 

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