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高校生と大学生の歩く速度(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日の記事は「八王子みなみ野駅からキャンパスまで歩くのも良い」と言って締めたのですが、今回はその道すがらで気が付いたことを。大学の授業1限に間に合う様に八王子みなみ野駅からの道を歩くと、今の季節、ちょうど大学近くの高校に向かう学生さん達とすれ違うのです。

 いや、すれ違う、というのは正確ではありません。駅から高校までの道は途中まで重なっているのです。高校に向かう学生さん達を追い越してゆく、というのが正確です。

 そして信号を渡って高校生諸君はまっすぐに、私達大学に向かう人は道を曲がって大学正門に向かって歩きます。高校生諸君とはここでおさらば。その後の道は大学に行く学生諸君と一緒に歩くのですが…。いや、今度は私が追い越されてゆくぞ!

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 そうなんです。私の歩く速度は高校生より早くて大学生より遅い、ということ。つまり大学生の歩く速度の方が高校生より早い、ということですね。

 高校生と大学生とではほとんど年齢も同じ、のように思いますが18歳ぐらいの年齢なら2~4年の年齢の違いは大きいのでしょうか。いや、一人の人間でみればそうだとしても、そもそもの個人差の方が大きいような気がします。

 歩いている学生さんたちの様子をみると、高校生諸君は友達と話しながら歩いている。その一方で大学生は一人でスタスタ歩いています。やっぱりこれが違いの原因か。でもなんで大学生諸君には一緒に歩く友達が居ないのだろうか。

 これはおそらく、本学がスクールバスを運行している影響が大きいのでは。スクールバスは八王子みなみ野駅だけでなく八王子駅からも出発しますから、「最寄り駅」が二つに分散しています。さらに八王子みなみ野駅からほとんどの人はスクールバスに乗るので高校生諸君と一緒に歩く大学生は少数派となります。人数が少なければ友達にであう確率も小さい。だから一人でスタスタ歩く、ということになるのでしょう。

 そんなの寂しいって、いやいや、あの道を大人数の大学生と高校生が一緒に使ったら大混雑になりますよね。その意味でもスクールバスは必須だと思いますよ。

江頭 靖幸

 

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