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前期試験終了、明日から夏休み(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学の前期期末試験は本日、8月6日で終了。明日から八王子キャンパスは夏休みに入ります。もっとも、先週末の8月2日までにほとんどの試験は終了していましたから、大部分の学生にとってはもう夏休みは始まっているのかも知れませんね。

 その「ほとんどの学生」に含まれないのが本学科の四年生達。授業は一応終了しましたが、一番の大物、卒業研究Ⅰ(卒業研究は前期後期にわたって行われますが成績評価上は前期をⅠ、後期をⅡとして区別しています)の実質的な試験である「中間審査会」がまだ終わっていないのです。

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 中間審査会は学生諸君が自分の卒業研究について、その概要と進捗状況を口頭で発表する場です。今までグループでの発表は何回か機会があったのですが、個人による本格的な研究の発表はおそらくほとんどの学生さんにとってこれが始めての機会だと思います。卒業研究では1人1人が違った背景と目的をもって、幅広い領域の研究を行っています。ということは自分が発表するとき、他の学生さんや指導教員以外の先生への説明は誰でも理解できる内容にしなくてはならないことを意味しています。これがなかなか大変で皆さん準備に頭をひねっている様子です。

 自分が学生だった頃に比べると最近の学生さんは発表が上手だな、と思います。それ以前に、発表というものの重要性をきちんと理解していることが大きいですね。どんなに良い仕事をしても理解してもらえなければ評価もしてもらえない。だから理解し易い発表や報告が大切だ。四年生諸君の本格的な夏休みはもう少し先になりそうです。

江頭 靖幸

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