休学者ガイダンスと規則正しい生活のはなし(江頭教授)
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大学の学部は4年制、大学院と一貫で3年半で終わる学生さんもいますが、基本的には4年間で卒業と決まっています。
とはいえ、必ずしも全ての学生さんが予定通りに卒業できる訳ではありません。学業の途中で病気になる場合、経済的な問題で学業を続けられない場合もあるのです。そんな場合の一つの選択肢として休学という制度があります。一旦大学を休んで問題が解決するのを待って大学に戻ってくる。
昨日、そんな休学制度を利用している学生さん達が本学に復帰するためのガイダンスを行いました。休学する学生さんの人数はそれほど多くはないので、このガイダンスは応用化学科だけではなく工学部で共通、学年も全学年共通で実施しました。
さて、このガイダンスでは数人の先生が復学予定者諸君にそれぞれの立場からアドバイスをするのですが、その中で「立場を離れた上でのアドバイス」としてこんな話をされた先生がいました。
規則正しい生活をしてください。まず手始めに朝起きる時間を一定にしましょう。大学だと1限が休み、などで寝坊することができる曜日も有るかも知れませんね。でも、日によって起きる時間を変えるのは生活リズムが狂う元凶になります。実際私も毎日6時半に起きる様にしていますが特につらいことはありません。かえって楽なくらいですよ。
なるほど、これは我が意を得たり。実は私も起きる時間を一定にしているのです。の、ですが!残念ながら楽じゃないんだなー、これが。
さて、時間通りに起きられなくてつらい、と言うと皆さんはどんな状況を想像するでしょうか。
もう時間なのにどうしても起きられない。あと5分、いや1分で良いから眠らせて……
といったところでしょうか。うん、あなたは若い。実は私の場合は時間通りに起きられないのではなくて、時間通りに寝ていられない、というか夜中に目が覚めてしまって眠れないのです。
いやー、典型的な老人の悩みですなー。自分でも可笑しくなってしまいます。
こんな悩みもあるんだな、と思えば「もう少し眠っていたい」という悩みの方がマシだ、と思えないでしょうか。規則正しい起床、新学期と言わず、いまから取り組んでみては如何でしょうか。