「TUT 学生ポータル」について(江頭教授)
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学校から学生の情報を伝える方法、というのは昔(というか私自身が学生のころ)は限られたものでした。いや、情報を伝えるという意味では毎日授業をやっているので十分な時間があるわけですが、それ以外の場合、つまり緊急の要件などの場合です。
小中学生のころ、いや高校生のころもでしょうか。クラスごとに電話連絡網というのがあって、学校から各生徒の家に電話でメッセージをリレーする形で伝えたりしたものです。とはいえ、これは「遠足の日に雨が降りそうだが、決行するか中止にするか」みたいな特別な情報を伝えるための最後の手段という位置づけでしたね。
大学にはいるとさすがに電話連絡網はなくなりました。代わりに学生向けの「掲示板」が準備されるようになりました。いや、これは本当に物理的な掲示板でして、大学に行って何かお知らせがないかを確認するというものです。大学には「遠足」とか「運動会」はなかったのでもこれでもOK。大学に行ってから「休講」のお知らせを見つけても別に気にならなかったなあ。例えその授業が1限でも。早く大学に来たのに授業が無くて無駄足だったことよりも、授業を休めるという喜びが勝っていたんですよね。
さて、思い出話が長くなってしまいましたが、今の大学、というか東京工科大学ではこのタイプの情報はWEBサイトを通じて通知されることになっています。本学の公式のWEBサイトとはまた別に内部の学生さん向けのWEBサイトが準備されています。名称は「TUT 学生ポータル」でして、TUTは「Tokyo University of Technology」の略。要するに本学の学生向けポータルという訳ですね。
そしてTUT学生ポータルのなかに「お知らせ」という項目があって、これがいわゆる掲示板の役割を果たしているのです。
さて、上の図がその「お知らせ」の部分なのですが、見て分かるとおり「(工学部)」という注釈がついています(この図ではちょっと小さいですかね)。これは私が工学部の所属だから。実はTUT 学生ポータルにアクセスする際には認証が必要となっています。で、TUT 学生ポータルのサイトは私が工学部の人間であることを認識していて、それに応じた出力、この場合は工学部に関連した情報に特化した「お知らせ」を出してくるのですね。
ちなみに現代版の掲示板である「お知らせ」で休講の通知を見ることはほとんどありません。昔と違って皆真面目に授業をするようになったから。という側面もあるかと思いますが、それ以上に個別の授業関連の情報はその授業専用のWEBページ(本学でもmoodleというシステムが使われてるのが一般的です)で告知されるからだと思います。
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