アドバイザー面談のこと(江頭教授)
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「アドバイザー」は本学全体の制度です。高校生、中学生の皆さんに理解し易いイメージで言えば「担任の先生」のような役割だと思ってください。大学では研究室に所属すれば強固な人間関係ができるのですが、入学から研究室配属までの間、どこにも所属しない状態になるのが一般的です。この時期、大学生活になじめないと生活のリズムを壊すことが多く、大学からドロップアウトしてしまう可能性が高いのです。それに対応するために作られたのがアドバイザー制度で、定期的に学生諸君と面談をすることでケアをすることになっています。
後期の始まりに合わせてアドバイザー面談をしてください、そんな連絡に応じて、私は先日(9月24日)の5限に1年生向けのアドバイザー面談を実施しました。
1年生の皆さんは本学に入学して1学期が過ぎて、成績も分かったところです。思ったように単位をとれて成績が良かったひと、逆に苦戦しているひとなど、まさに悲喜こもごもと言いましょうか。とはいえ、まだ大学生活は始まったばかり。いえ、私のような老人から言わせれば人生そのものが始まったばかりです。
1年生の皆さんに言ったのは「今、良い習慣を身につければこれから40年それに助けられるんだよ」ということ。スケジュール管理の秘訣や快眠のテクニック、快食快…おっとと、まあいろいろ自分の生活を良くする工夫をして欲しいところです。
ちなみに3年生、4年生はすでに研究室に配属されているので面談は各研究室で随時実行することに。
さて、1年生と3年生、4年生はこの通りとして、2年生はどうしましょうか。
2年生のアドバイザー面談は必須ではなく、必要に応じて行うことにしています。ここで「必要」というのは教員側からだけでなく、学生からの必要も考慮しています。
アドバイザー面談に先んじて2年生はもちろん、1年生、3年生、4年生も全員に対して「事前アンケート」を実施しています。悩み事の有無とアドバイザーとの面談を希望するかどうかを尋ねているのです。今回は約半分の2年生の学生さんが面談対象になり、いま日程調整をすすめているところです。
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