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後期授業は半分まで終了しました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 9月中にスタートした2024年度後期の授業も昨日11月12日までで第7回を終了、今日から第8回に入ります。一学期の授業は14回、それにテストを加えると15回ですから、ちょうど今日から後期の後半に入ったと言うことです。2024年度ももう大詰め、ということでしょうか。(少々気が早いですか?)

 本学工学部は今まで一部にクォーター制を取り入れた変則的な制度(私は「ハーフ・アンド・ダブルクォーター制」と呼んでいます。)をとっていました。我々応用化学科では3年生の前期の折り返し点では本当に学期(1Q=第1クォーターと呼びます)が終了するのですが、それ以外ではクォーター制ではない(セメスター制ですね)ので、区切りがあるわけではありませんした。ですから今日の新しいクォーター(4Q=第4クォーター)の始まりも、今までだったら特段の区切りがある日ではなかったのです。

 いや、「今まで」にこだわっているのは理由があります。今年の1年生からカリキュラムが改定され、クォーター制が導入されているのです。

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 例えば私が担当している学生実験。今年から3Qと4Qに二つの分けて実施することになっています。

 実はこの授業は今までも2回のサイクルに分けて実施していました。一つの授業の中に「実験講義→実験(複数)→実験レポートの講評」というサイクルが2回入っていたわけです。これが今年からは一つのサイクルが一つの授業となって、3Qと4Qで二つの授業がある、というスタイルになりました。

 実質的に変わりは無いのですが、実際にやってみると3Qの終わりが一つの「中締め」の効果を持っている様に感じます。実験日に体調を崩してしまった人のための再実験、レポートにダメ出しを食らった人の再レポート提出など、3Qの内に処理して次の実験からは新たな気持ちでスタート!そんな感じでしょうか。

 そして来年以降になりますが、3Qの実験と4Qの実験、どちらかだけでも単位を確定できる、ということもメリットになると思っています。事故や病気で或る程度の期間、大学に来られなかった場合、いままでなら14週間分の実験の単位を落とすところを半分に抑えられる可能性があるわけですね。

江頭 靖幸

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