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レポートを右上でホッチキス留めする人は、足の小指をタンスの角に思いきりぶつけてほしい(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 先日、学生諸君から提出されてきたレポートをまとめてチェックしたのですが、そのときの感想が今回のタイトル。

 あっ、まずは前提を。レポートはA4のレポート用紙で作成。横書きです。この場合、横書きの図書と同様に左綴じになるように、レポートの左上を綴じるのが普通だと思います。(いや、憲法や法律や条令や国際規格で決まってはいないのでしょうが……。)私もすっかりそれに慣れていて自然にレポートを右から開こうとするのですが、そのときに「あれっ」となるのが表題の右上でホッチキス留めされたレポートなのです。いやいや、そんな些細なことでレポートの内容が変わる訳でもないでしょう。少しは我慢しなければ、とも思いますが日々多数のレポートやメール対応に追われている身としては「右側留めのレポート」を見た瞬間、不満と疲労感がこみ上げてくるのをどうすることもできず、挙げ句の果てにタイトルの様な呪詛の言葉を吐くことに。

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 しかし、ホッチキス留めの位置が何でそんなに気になるのだろう。横書きの本は左綴じになっているのですが、それと同様でページをめくった時、左側→右側とページがならばないと順番に読めないからですよね。

 なら、見開きのページを逆順に印刷したらどうだろう。レポートの紙の1枚目の表が1ページ目、裏は3ページ目を印刷して2枚目の紙の表が2ページとか。こうすれば右側をホッチキス留めしてもスムーズに読めるのです。どうしてもレポートを右側で綴じたい人は、せめてこのぐらいやってくれないと。

 いや、意外と簡単な解決方法があります。レポートを両面印刷せずに片面だけを利用すれば良いのです。そうすれば「見開き」というものが無くなるのでどちらで綴じても同じことですよね。

 思い返してみると、昔の手書きのレポートなどは片面しか利用していなかった様な。レポート用紙にも紙の上を綴じる様に孔を開けたものもありましたよね。そうか、私の「小さな不満」の原因は「資源の有効利用」の意図せざる影響なのか……。それにしても学生の皆さん、くれぐれもお願いしますよ。

 

江頭 靖幸

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