AIにブログ記事を評価してもらおう(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
昨日の記事では「自分の書いたブログ記事を ChatGPT に要約させ、その要約を元に Google Gemini にブログ記事(正確にはエッセイですが)を書いてもらう」という試みをしてみました。全く違う感じの文章になったので「文体ロンダリング」ができる、などと思っているのですが、はて、どちらの文章がより良いのでしょうか?
気になってしまったらしょうがない。ということでこれもAIに比較してもらいましょう。今度は Microsoft社の Copilot に御願いしてみました。
えっ、なんで毎回違うAIを使うのか、ですか? いや、最初は ChatGPT に要約させて、同じく ChatGPT にブログ記事を書いてもらおうとしたのですが、ChatGPT が作ってきたブログ記事は要約にはないはずの元記事の細部の情報が反映されていたのです。いや、まあ、それはそうなるよな。というわけで要約と記事作成には違うAIを使う事にしたのです。
で、今回の両記事の比較ですが、これも別のAIにした方が良いかなあ、などと考えました。少なくとも Gemini に評価させると自分が作った記事(じゃなくてエッセイ)の方を依怙贔屓しそうです。いや、逆に元記事を評価されて何か気を遣わせたような気分になるのも気まずいですよね。(誰に?)
さて、評価の結果は以下の通り。
文中「一つ目の文章」とあるのが本ブログの元記事。「二つ目の文章」は昨日 Gemini に作ってもらった文章です。
両方の文章を比較して、どちらが優れているかを評価します。
1つ目の文章
-
内容: コロナ禍における授業の変化と、授業録画の利点を具体的なエピソードを交えて説明しています。
-
構造: 複数の段落に分かれており、具体的なエピソードや個人的な経験を多く含んでいます。
-
トーン: 非常に親しみやすく、ユーモアも交えて書かれています。読者に対して直接語りかけるスタイルです。
2つ目の文章
-
内容: コロナ禍が教育現場に与えた影響と、授業録画が教育活動にどのような効果をもたらしたかを包括的に説明しています。
-
構造: 論理的で構造が明確です。各段落が一つの主題に焦点を当て、全体としてまとまりがあります。
-
トーン: ややフォーマルで分析的なトーン。読者に対して客観的な事実を伝えることを重視しています。
評価
どちらの文章が優れているかは、目的と読み手の期待によって異なります。
-
1つ目の文章は、個人的な体験と感情を含めて、読者に親しみやすく、共感を呼びやすいスタイルです。具体的なエピソードが多く、読者を引き込む力があります。
-
2つ目の文章は、論理的で構造が明確なため、分析的な視点を提供し、読者に深い理解を促します。教育現場全体に対する影響を包括的に捉えており、説得力があります。
結論
どちらが優れているかは、文章の目的に依ります。もし感情的なつながりや個人の経験を強調したい場合は1つ目の文章が適しています。一方、情報を体系的に整理して伝えたい場合は2つ目の文章が優れています。
ご希望に応じて、さらに具体的なフィードバックやアドバイスを提供しますので、お知らせください!
冷静にみると典型的な「どっともどっち」論なのですが、自分のオリジナル記事が「読者に親しみやすく、共感を呼びやすい」とか「読者を引き込む力」がある、なんて言われるとなんか嬉しいですね。
「日記 コラム つぶやき」カテゴリの記事
- 英文字略称(片桐教授)(2019.03.13)
- 地震と夏みかん(江頭教授)(2019.03.11)
- 追いコンのシーズンはご用心(片桐教授)(2019.03.07)
- Don't trust over 40℃!(江頭教授) (2019.03.06)
- 「加温」の意味は「温度を加える」?(西尾教授)(2019.03.04)