授業の録画は、いろいろ、役に立つということ(江頭教授)
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コロナ禍のことを思い出すことは最近は少なくなってきたと思います。でもコロナ禍の影響は確実にあるもので、私自身もコロナ禍で行動が変容したことがあります。
その一つが授業のやり方。最近は授業を動画を残しておいて授業後に公開する(学生に向けてのみですが)ことにしています。コロナ禍で遠隔授業を行う必要に迫られて授業をオンラインで見られる状態にすることが普通にできる様になりました。一歩進んで、そのオンラインのデータを録画して授業の動画を残せるようになるのは極簡単なことでした。もっとも授業に持って行く持ち物が増えたり、セットアップに時間がかかったり。授業の手間は確実に増えているのですが。(その辺の事情はこちらのブログの記事に。)
さて、それなりに手間をかけてアップロードしている講義動画ですが、はて、これはどのぐらい視聴されているのだろう?そう思って調べてみると1年前の動画で大体10回前後の視聴回数でした。
少ないなあ。しかもこの中の数回は自分自身も含まれているからなあ。
そうです。私は自分自身で自作の講義動画をチェックしているのです。
いい声だなー、さすが俺
と言っているわけではなくて、毎回の授業の前に昨年度の自分の授業聞いて予習しているのです。
まあ、受講生だけの限定公開だし、そんなものか。いや、100名弱の授業で10人聴いていたら大したものかも。
授業終わりに学生さんが教卓の私のところにやって来きました。
「試験スケジュールが公開されたのですが、先生のこの授業、ノート持ち込み不可になっていますよね。」
そうだよ。
「でも先生、授業の最初にノート持ち込み可、って言ってませんでしたっけ?」
えっ、そうだっけ?
いや、これはやらかしたかも。いまからノート持ち込みにするなら問題の作り方も考えなければ……。
ちょっとまてよ。そう言えば第1回の授業の動画記録があるじゃないか。
はたして、第1回の授業動画をチェックしてみると、私は試験については何も話していないのですよね。あぶない、あぶない。いや、今回は自分の作った動画に救われたなあ。
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