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研究室のカードロックが新しくなりました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 このブログを読んでいるあなたがもし高校生なら、あなたの教室には鍵がかかっていないのが普通ではないでしょうか?(最近は違うのかな?)でも、大学の研究室には鍵がかかっているのが普通です。特に化学系の研究室は薬品などが置いてあるので、関係者以外は基本的に出入り禁止なのです。

 では、関係者はどうやって出入りすれば良いのか。昔だったら一人一人が鍵を持つところですが、最近はカードキーを使うのが一般的でしょう。本学の研究室の扉にもカードキーのロックシステムが付いていて、学生さんなら学生証が、私達教職員なら職員証がカードキーとして利用可能です。

 さて、いままで使っていたカードロックのシステム、とくに不満があったという訳ではないのですが、古くなって保証期間も過ぎるとかで新しいシステムに更新されることになりました。新しいシステムには今までのカードを使った開閉機能に加えて、暗証番号を利用した開閉も追加されているのだとか。昼間はともかく、夜にカードキーを忘れたことに気が付いて困ってしまう、ということが(希ではありますが)無かったわけではないので、これも一つの進歩かなあ、というのが私の印象。

 で、先日工事があり、新しいシステムに変更されました。

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 さて、新しいカードロックのシステムですが……これが意外と使い勝手がわるいのです。

 最大の問題は「オートロックじゃない」という点。さきほど「研究室は基本鍵がかかっている」と述べたのですが、いままでは別に意識して鍵をかけていた訳ではないのです。オートロックで扉が閉まれば自然に鍵がかかっていたのでした。

 これからは部屋を出るとき、そして入るときも鍵をかける操作を忘れないようにしないと。しかも部屋の扉にはドアダンパーが付いていて、ゆっくりと閉まるように調整されています。(以前、このダンパーが油漏れをしたことがありました。風に煽られて「バッターン!」と凄い音が。ですからダンパーは必須ですし、ゆっくりと閉まるように調整されていて然るべきなのです。)鍵をかけるためにはドアがきちんと閉まっていないといけませんから、部屋の出入りで一呼吸の待ち時間が生じることになりました。

 いや、参ったな。日常、何気なく使っているものは少しの使い勝手の変化でも凄く気になるものです。(とはいえ、10日のすれば慣れてしまって、不満を感じていることそのものを忘れてしまうかも知れませんけどね。)

江頭 靖幸

 

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