電気ポットを買いかえた話(江頭教授)
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このブログを読んでいるあなたがもし高校生なら「教室に電気ポットなんて必要なんですか?」という疑問を持つかも知れませんね。大学にも高校と同様に授業を行う教室はあって、そこには電気ポットなんてありません。でも今回の電気ポットは研究室用のもの。研究室では授業よりもずっと長い時間を過ごすことになるのでお茶やコーヒーを飲んだりカップ麺を食べたり、お湯が欲しい場面がそれなりにあるのです。
本学に着任して自分の研究室が決まったとき、ちょうど退任される先生から電気ポットを譲ってもらいました。ところがしばらくすると給湯用のモーターの駆動ボタンが壊れて使えなくなってしまったのです。
お湯を沸かす、という電気ポット本来の機能には問題は無かったのですが、スイッチ一個の故障でもうお湯を使うことはできません。うーん、複雑なシステムは故障に対して脆弱だなあ、と思って今度は電動式ではないエアポンプ式の電気ポットに買い換えました。
と、いうのが約10年前のお話。で、今回は何とそのエアポンプ式の電気ポットも故障してしまったのです。
件のエアーポンプ式の電気ポット、天辺についているエアーポンプ用の大きな押しボタン、というか空気を送り込む扁平なピストンの様な部品があるのですが、これを支えている(おそらくは)プラスチックの留め具が外れてしまったのだと思います。押しボタンが半分押された状態で戻ってこない。一応、お湯を注ぐことはできましすが、押しボタンをいままでの倍の回数は操作しないといけません。うーん、シンプルなシステムでも壊れるときは壊れるのか。
まあ、10年も使ったら良しとするか。ということで今回新しい電気ポットに買い換えた、という次第です。システムが複雑か単純かはあっても、形あるモノはいつかは壊れるのか。そう思い直して今回はモーターによる電動給湯型の電気ポット(写真のもの)にしました。
新しいポットはお湯の温度を選べたり、節電用のタイマーが付いていたりと便利さアップ。でも同時に複雑さも増していますから、あと10年持つかというと疑問かも。でも私の退職までは大丈夫じゃないかなあ。
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