点字の思い出(江頭教授)
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私自身が点字に出会ったのは私の母親が点字図書館のボランティアをしていたからでした。私が小さな子供のころのことです。厚紙のような用紙にテンプレートを当てて棒の先端についた金属製の突起(点筆というそうです)で跡をつけてゆくという、点字の書き方がとても珍しくておもしろそうだと思ったものでしたが、一字一字、このやり方で文章を作ってゆくのは本当に大変なことだったろうと思います。
その後、点字のタイプライターやプリンターが開発されたとか。母はボランティアを卒業して、代わりに点字図書館に寄付をすることにしたそうです。