新入生学部ガイダンスとプレイスメントテスト(江頭教授)
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このブログで新入生の話題を書くのももう三回連続となっています。先週の金曜日の記事は前日(4月3日の木曜日)に行われた「新入生へのノートPCの引き渡し」について。この日(木曜日)にはIT講習会も行われました。これが学生諸君の八王子キャンパス初登校でした。
昨日の記事は入学式について。もっとも入学式自体は先週の金曜日実施で、場所は蒲田キャンパスだったのですが。
さて、三回目の今日の記事でご紹介するのは新入生向けの学部ガイダンスです。
小学校から中学、高校と進学してきた新入生諸君、学校についての経験値は豊富ですから大学生活でも何も困ることはない。まあ、それはその通りです。大学からいきなり学校に入る人を想像してみれば高校までの経験の大切さは容易に想像できますからね。
でも、大学には高校までと違う部分がある。ということで大学に入って卒業するまでに必要な情報のうち、大学の1年目の前期の授業を受け始めるに当たって最小限必要な情報を伝えるためのガイダンスが必要です。
そこで昨日(月曜日)には工学部としてのガイダンスが行われました。 場所は再び八王キャンパスにもどって、キャンパスで2番目に大きな教室、500名弱が入れるメディアホールでの実施となりました。下の写真がそのホールです。
大学と高校で大きく変わるのは、やはり「時間割は自分で作る」ということでしょう。大学の履修登録用のサイトにいって自分の時間割表の中で空いている時間をクリックして…、ってそうじゃない。(いや、PC上での手続き方法も重要なのですが。)「時間割は自分で作る」というのはどの授業を受けるかを自分で決めること。つまり自分自身の「履修計画」を作ることなのです。
履修計画を自分で作る、というと「ワクワクする」という人もいる反面「不安だ」という人も多いでしょう。自由があるということは迷いもあることですからね。でも、新入生の皆さん、ご安心を。今回決めるのは1年生の前期の時間割だけ。しかも1年前期にはそれほどの自由度はありません。やはり最初は基礎をじっくり学んで欲しい、という方針から必修の授業がほとんどの時間を占めているからです。
とまあ、ここまででも「時間割は自分で作る」という話はかなり割り引かれているのですが、実は必修の授業以外にも自分では決められない時間割、というものがあります。それが数学や英語の授業。
はっきりと書きましょう。数学と英語は学生諸君の能力別のクラス分けが行われているのです。実は昨日の午後には、この数学と英語のテストが実施されました。その点数によってクラス分けがきまる、という次第。(このようなクラス分けのためのテストをプレイスメントテストと呼びます。)もっとも、自分の実力次第でクラスが決まるのですから、思いっきり広い意味でなら「時間割は自分で作る」ことになるかも知れませんね。
さて、学部ガイダンスとプレイスメントテストが行われた月曜日は新入生の諸君にとっては忙しい一日になったと思います。そして、次のイベントとしては学科によるガイダンスが予定されています。