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人間に反乱を起こすのは誰(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 前回に続き、前々回に書いた

最初にコンピューターという技術が世間に広がったとき、それは「電子計算機」と呼ばれていたと思います。「電子計算機」についてはテレビ漫画や海外のSFドラマなどで知っていた様な。当時の電子計算機はなにかと人間に反乱を起こしがちでしたね。

という文章について補足しましょう。この「電子計算機はなにかと人間に反乱を起こしがち」という部分です。いや、前回の訂正がありますから、ここは「電子頭脳はなにかと人間に反乱を起こしがち」となりますね。

 さて、私が「電子計算」や「電子頭脳」の人類への反乱、というモティーフに触れたのはテレビ漫画や海外SFドラマだったのですが、記憶はかなりおぼろげです。テレビ漫画ならたしか「エイトマン」のなかにそんなエピソードがあった様な。海外SFドラマの方はもっと記憶が曖昧で「原子力潜水艦シービュー号」だったかも。うーん。

 とはいえ「電子頭脳」を離れて「○○が人間に反乱を起こす」という話自体は今でも定番のストーリーではないでしょうか。

 このブログでも以前の記事で触れたのですが、映画「地球爆破作戦」では東西冷戦時代(そうです、この映画は1970年、まだソ連があった時代に制作されているのです)を背景として核兵器の操作を任された東西の高性能コンピューター同士が接触、一つの存在となって人類の支配を宣言する、という内容でした。

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 また、これも以前の記事で触れた「スーパーマンⅢ 電子の要塞」という映画。この映画は悪役が世界最高のスーパーコンピューターを手に入れて悪事をもくろむが、スーパーマンがそれを阻止する、というストーリーです。スーパーマンはそのスーパーコンピューターを破壊しようとするのですが、何故かこのスーパーコンピューター、いろいろな武器を繰り出してスーパーマンと戦うのです。もっとも直接的な意味で人間(いや、スーパーマン?)に反逆しているのですね。とはいえ、この「スーパーマンⅢ 電子の要塞」はかなりコメディタッチの作品なので、まあ、半分冗談でやっているのでしょう。(最近、またスーパーマンの映画をやっているようですが、今回は真面目路線なのでしょうか。)

 さらに有名どころなら映画の「ターミネーター」シリーズ。作中の敵「スカイネット」は……一体何なんだろう。電子頭脳とは呼ばれていなかったと思いますがコンピューター?AI?よく分からないですが、電子頭脳的な何かですよね。

 このようなフィクションに現れる「人類に反乱を起こすもの」は、結局のところ同じ様なイメージが使い回されていることが分かります。その時代に合わせて、なにやら「人間ではないが」「人間に替わる能力をもつもと」として多くの人がイメージし易いものを選んでいるのでしょう。多分、いまならそれはAIなのでしょうね。

江頭 靖幸

 

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