« 東京工科大学のハロウィン(江頭教授) | トップページ | ファイルの保存は必要か不要か(江頭教授) »

バカは風邪を引かない、と言いますよね(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 最近急に寒くなって風邪を引いて休む学生さんもちらほら。いや、寒くなる前からコロナにかかって休む学生さんもそれなりに目に付きました。昔は冬のインフルエンザの流行が問題だったのですが、コロナの出現によって冬だけでなく、夏にも病気の流行が起こる様になりました。まったく困ったものです。

 さて、コロナは別としていわゆる風邪の話をしましょう。(いわゆる風邪も2019年以降に広がったCOVID-19以外の病原体以外のコロナウイルスによって発症するものを含んでいるそうですが、まあそれは別として。)私自身も小学生の頃には風邪で学校を休んだ記憶があるのですが、中学高校になるにつれて風邪を引かなくなったような。いえ、風邪を引いた記憶はあるのですが、風邪で「休んだ」記憶がないのです。

 そう言えば、私が本学(東京工科大学)に移ってきてから約10年。風邪も引きましたし、インフルエンザもコロナ(COVID-19)も経験したのですが、それを理由として授業を休講にしたことはありません。

 これは一体どうしたことなのでしょうか。

Sick_guai_warui_man

 まず、子供と大人とでは病気になりやすさが違います。小さい子供は体力もないし免疫系も発展途上なのでしょう。だから小さいこどもは病気になりやすいのですね。とはいえ、これは小学生、生成中学生まででは。高校生や大学生は身体的には立派な大人。下手をすると我々教員より強靱な肉体の持ち主なのでは。

 それでも大学生より教員の方が風邪を引きにくい。この現象についての私の仮説は以下の通りです。

肉体だけをみれば学生は強靱だろう。でも、それ故に学生は無理をする。徒に体力をつかって免疫力を下げたり、寒くてもやせ我慢をしたり。それに比べて、無理が利かない年になった教員の方は気をつけて生活をしているので風邪にかかりにくいのだ。

こう考えると「病気はしても病気で授業を休まない」理由も説明できるのでは。授業のある期間、教員はことさらに体調管理に気をつかっているのでしょう。

 もっとも、おまえはそう考えて暮らしているのか、と言われると全く自覚はありません。いや、それはさ、ほら、無意識の責任感がですね……。

 実は、この説にはもっと簡単な対抗仮説があるのです。「バカは風邪を引かない、と言いますよね。学生より教員のほうが××××。」

 

江頭 靖幸

 

 

« 東京工科大学のハロウィン(江頭教授) | トップページ | ファイルの保存は必要か不要か(江頭教授) »

授業・学生生活」カテゴリの記事