会議と笑い(江頭教授)
| 固定リンク 投稿者: tut_staff
昔、いわゆるビジネス書(たしか「7つの習慣」スティーブン・R. コヴィー著 だったかな)で以下のような話を読んだ記憶があります。
おっと、これはこちらの記事と同じ始まりになってしまいましたね。でも別の話ですからご安心を。今回思い出したお話は……
会議が長い、いや長すぎる、という不満はどこの組織にもあるものですね。いろいろな企業にコンサルタントとして雇われる著者は、クライアント企業の会議メンバーの一人にこんな秘密のミッションを授けるのだそうです。「○○さん、あなたは次の会議をなるべく早く終わらせるように動いてください。」でもこれは達成不可能なミッション、いわゆるミッション・インポッシブルだそうで、会議を短くすることはほぼ不可能。それどころか会議時間はいつも以上に長くなるのだとか。
会議を早く終わらせようとして、発言者を急かす、話を中断しようとする、こんなアクションをとられると件の発言者は「この話の重要さが伝わっていないのだろうか。これはいけない、もっと丁寧に説明しなくては。」と考えてますます発言が伸びるのだとか。だから「人の話をちゃんと聞くのが結局は早道だ」という文脈だったと記憶しています。
さて「会議が長いという不満はどこの組織にもある」と書いたとおり、実は私も会議が長い、と感じる瞬間があります。よーし、この不可能なミッション挑んでやるぜ。
そして何と!良い方法を見つけたんですよね。
その秘訣とは……いや、もったいぶるのは止めましょう。笑いを取ることです。(タイトルでネタバレしているかも。)
会議が長くなるのはなぜでしょうか。本当に時間が必要な議論もあると思いますが、一部には「その場で結論が出ないことについて延々と議論しているから」という事情があると私は考えています。
これは一人で思い悩んでいるときにもあることです。「どうしよう、どうしよう」と気ばかり焦ってなにも手に付かない。誰しもそんな経験があるのでは。で、何かの切っ掛けで一旦その考えから離れると「あっ、こうすれば良いんだ」と解決したり「悩んでも仕方ないや」と開き直ったり、それなりの結論や次の一手が見えてくるものです。切っ掛けは何でも良いですが何かでひと笑い、なんてうってつけですよね。
で、この現象の複数人版が会議の場では起こりがちなのでは。でも、一人で思い悩むケースと違って複数人で議論がデットロックしたりループしたりするとヒートアップしがち。当事者達は止められない議論を続け、周りの人たちは地蔵になって時間だけが過ぎてゆく……。そんな時に面白いジョークの一つでもあれば、議論を一旦強制終了して話を整理できる、というわけです。
変なたとえかもしれませんが「しゃっくりが止まらないときにビックリさせる」というのに似ているかも。会議の場が無限ループ状態になっているときにショックを与えて一旦ループを脱出するのです。会議の場で本当に「ビックリさせる」のはちょっと憚られるので、笑いを取る、くらいがちょうど良いと思います。
PS:しゃっくりのたとえで思ったのですが笑わせるとしゃっくりって止まるんですかね?
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