新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
東京工科大学工学部応用化学科は、2015年の開設から9年と9か月が経過しました。今年3月末で10年目を終え、4月から新たな10年が始まります。
これまでに、応用化学科は学部生として5期の卒業生を送り出し、今年3月には6期生が卒業を控えています。さらに、大学院へ進学した修士課程修了生は、学士・修士一貫早期修了プログラムの学生も含め4期を輩出しています。博士課程まで進学し学位を取得した第一期生もおり、約10年間を経てようやく学科としての完成形に到達したといえる段階に来ました。
また、この10年間の間に、教員の中からも定年退職で「卒業」された先生方がいらっしゃいます。髙橋昌男先生、長年にわたるご尽力に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
応用化学科が設立された際に工学部カリキュラムの一環として導入された「コーオプ教育」は、大学と企業が連携した授業です。その中でも、約2か月間、企業での毎日8時間・週5日の実習を行う「コーオプ実習」は、応用化学科においてすでに8年の実績を積み重ねています。この必修授業には単純計算で約640名の学生が参加し、貴重な就業体験を得てきました。
