「応用化学科科目別顕彰表彰式」(上野准教授)
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4月は新年度の始まり、ということでいろいろと新しい事を始める季節です。特に大学に入りたての新入生にとっては何もかも新しい事だらけの時期。大きな期待を胸に新鮮な驚きを感じながら日々を過ごしてもらいたいと思っています。
しかし、その一方で新しい事、新しい環境には不安もつきものです。特に今までの友達と離れて新しい学校に入学した新入生諸君の不安は期待と同じように大きいものでしょう。
そう考えてか、本学には「新入生学部交流会」という制度があります。これは4月の入学式早々に新入生が互いに、あるいは先輩たち、教員と交流できるイベントを行う、というものです。要するにイベントの機会を利用して早く友達を作ってください、という企画です。
目的からして企画の内容は皆が集まってお食事会やお茶会というのが定番でしたが、残念ながらコロナ禍で食事はNGに。それどころか中止となった年もありましたが、最近は学部の全新入生がホールに集まっての開催、という形式に。食事はできないのでみんなでクイズ大会を実施。食費分が全て景品にまわったので中々豪華な景品ラインアップです。
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「4月は我々大学人にとってはお正月の様な季節」というのは本学の理事長のことばですが、今は新年度のスタートでまさに新入生の活動が目白押し。今回は昨日4月12日に行った新入生向けの学科ガイダンスの様子を紹介しましょう。
学科ガイダンスは応用化学科の約90名弱の新入生と我々教員約10名が参加します。授業を受けるためのガイダンスや大学での生活上の注意といった工学部全体のガイダンスにつづく内容に加えて、我々応用化学科の教員全員による自己紹介なども。
アドバイザー教員(入学から卒業研究のための研究室に配属されるまでの間、学生各自の相談役になる教員のことです)との顔合わせもこの学科ガイダンスの時。さらに授業を受ける教室の場所を確認するために学内を回るちょっとしたツアーも実施しました。ツアーの途中では片柳研究棟をバックに恒例の写真撮影も実施しました。
「この写真、なんで撮るんですか」と新入生。「君たちの誰かがノーベル賞を取ったときにTVで流すためさ」「あーん、もっとしっかり髪をとかしとくんだった」なんてね。
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前の記事では4月4日の火曜日に「新入生がノートPCのセットアップをしました」という紹介をしました。つづいて入学式が4月5日に。今回はその続き、4月6日の木曜日の学部ガイダンスについて紹介しましょう。
小学校から中学、高校と進学してきた新入生諸君、学校についての経験値は豊富ですから大学生活でも何も困ることはない。まあ、それはその通りです。大学からいきなり学校に入る人を想像してみれば高校までの経験の大切さは容易に想像できますからね。
でも、大学には高校までと違う部分がある。ということで大学に入って卒業するまでに必要な情報のうち、大学の1年目の前期の授業を受け始めるに当たって最小限必要な情報を伝えるためのガイダンスが必要です。
そこでガイダンスとして学部によるガイダンス、さらに学科によるガイダンスが行われます。また別途PC関係のIT講習会も実施しています。
大学と高校で大きく変わるのは、やはり「時間割は自分で作る」ということでしょう。大学の履修登録用のサイトにいって自分の時間割表の中で空いている時間をクリックして…、ってそうじゃない。(いや、PC上での手続き方法も重要なのですが。)「時間割は自分で作る」というのはどの授業を受けるかを自分で決めること。つまり自分自身の履修計画を「履修計画」を作ることなのです。
履修計画を自分で作る、新入生諸君に聞いてみると「ワクワクする」という人もいる反面「不安だ」という人も多かったですね。自由があるということは迷いもあることですから、まあ当然でしょうか。
とは言え、新入生の皆さん、ご安心を。今回決めるのは1年生の前期の時間割だけ。しかも1年前期にはそれほどの自由度はありません。やはり最初は基礎をじっくり学んで欲しい、という方針から必修の授業がほとんどの時間を占めているからです。
さて、新入生学部ガイダンスはこの後、大学院の紹介、学生生活についての注意、そして避難訓練で午前中に終了しました。で、そのあとに配られたのが写真の乾パン。それも一人三つずつです。
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4月5日に東京工科大学の入学式が行われました。
入学式の会場は本学の蒲田キャンパスの地下アリーナです。今年は入学式も卒業式のときと同様、大学のすべての学部の新入生が一同に会して行われました。実はここ2年ほど、卒業式と同様入学式も二部制となっていたので、これは久しぶりのことなのです。
本学は、デザイン学部、医療保健学部の新入生は蒲田キャンパスに、メディア学部、コンピュータサイエンス学部、応用生物学部、そしてわれわれ工学部の学生は八王子キャンパスに通うのですが、この入学式と卒業式のときばかりは全学部が一同に会するのです。本学では「入学式は蒲田」「卒業式は八王子」と二つのキャンパスで実施されることになっているので、本学の学生はどちらのキャンパスも一度は訪れる、ということになります。これは本学の創設者、故片柳鴻氏のたっての願いだそうですが、これが久々に実現したのです。
さて、新入生が蒲田キャンパスに全員集合しているので、我々教員も全員集合です。工学部の教員もこの日には八王子キャンパスではなく蒲田キャンパスに出勤します。
入学式は本学の理事長の挨拶からはじまりました。
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今週は3月最後の1週間。本日3月30日はその木曜日ですから今月も、いえ今年度も後2日です。もうすぐ新年度が始まるわけですね。先日卒業式を行ったので本学はお休みの期間。そして新年度に入ると新入生を迎えるのですが、その前に一つやっておくべき事が。それが在校生に対するガイダンスです。
ということで、我々工学部のガイダンスは本日30日に実施。1年生、というか新2年生、それに新3年生、4年生に向けたガイダンスのために教員はそれぞれに向けた準備を進めています。
「入学時はともかく、大学でガイダンスなんか必要なの?」
はい、必要です。新3年生なら本学に固有の「コーオプ教育」の情報が必要。新4年生には卒業研究や就職活動のサポートについて説明する必要も。そしてどの学年に対しても大学院進学のための情報など、在学生にも必要な情報を一気にまとめて伝達する、ガイダンスはそのための絶好の機会です。
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昨日、3月26日の日曜日、今年度最初の対面のオープンキャパスを実施しました。おっと、今年度最初は違いますね。まだぎりぎり3月なので、来年度最初の、となるのでしょうか。いずれにしても2024年入学の皆さんを対象としたオープンキャンパスです。
昨年度から再開した対面でのオープンキャンパス、今回は2回目の対面での実施となりました。
とはいえ、前回同様にいろいろな制限があります。まず最大の制限は完全予約制になったこと。密を避け、充分なソーシャルディスタンスを確保する、となると広い大学の教室でも限界があります。人数制限が必要で、訪問された方を断ることはできない、となれば必然的に定員を決めた上での予約制となるわけですね。
また、以前は学生実験室に前研究室が展示を出すというかたちでしたが、今回も個別の研究室を見学していただくこととなりました。少人数のグループに分かれて各研究室を廻る、というスタイル。これも密を避けるためですね。
このほかにも、全学部での共通の説明会などの大人数が集まる形式の催し物は中止になっています。今回は学部での説明が最初、その後学科に分かれる、という構成となっていてその分時間も短くなりました。
実は今回のオープンキャンパスでは対面の他にオンラインのもの、いわゆるヴァーチャルオープンキャンパスも同時に開催、というか同時期に開催しています。こちらは一日早く3月25日から既にスタート、「大学・学部・入試結果説明(動画配信)」「360°画像によるキャンパス見学」「学部別コンテンツ配信(動画配信)」という内容で今月末の31日までの実施となっていますので、興味のある方は参加していただければと思います。(詳細はこちらから)
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我々東京工科大学のWEBサイトにも告知が出ていたのですが本学の大山恭弘学長がこの3月一杯で退任され、昨日は最終講義が開催されました。大山恭弘学長は工学部機械工学科の所属で前工学部長。工学部の設立当時からのメンバー、というか東京工科大学の工学部を企画されたメンバーのお一人で、我々応用化学科の教員がその呼びかけで集まったといった具合です。
工学部の会議などで親しくお話を伺う機会も多かったのですが、応用化学科の教員という立場では学長の研究について具体的に伺う機会は実はほとんど無かったように思います。「制御に魅せられて」という題目からも分かる様に制御、それもロボットに代表される機械的な制御を中心に具体的な研究内容についてははじめて知ることも多いご講義でした。
PC9801(!)を使ってモーターを制御し、複数のロボットアームをシンクロさせて動かす、といったデモンストレーションは工学的な意義と同時にどことなくユーモラスで私のような門外漢でも素直に「面白い!」と感じるものでした。また、教育用に「PC」「ハード」「ソフト」そして「教材」をセットで開発した、という具体例が繰り返し現れるのも大山先生の一貫したスタンスが見えて興味深いものでした。
特に私が注目したのは「リモートラボ」というシステムでした。
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先週の金曜日、3月18日に今年度(2022年度)の卒業式が開催されました。もちろん対面での実施。今年はコロナ対策も終了、としたいところですが感染症対策として密を避けるための工夫は行われています。昨年度と同様、卒業式は全体を二分割して実施されました。我々応用化学科が所属する工学部は今年は後半の部に。卒業式の日なのに朝はなんかノンビリできるなあ。これはこれでありか、などと。
さて、今年の八王子キャンパス体育館の卒業式前の様子は以下の通り。昨年とは違って父兄の方々の臨席も有り、となりましたから客層(?)は少し変化して教員ではない年配の方もちらほら。でも学生と父兄の方々で混雑していたコロナ以前とくらべると人の数は少ないですね。まあ、それは「密を避けるための工夫」が功を奏しているということでしょう。
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これを読んでいるあなたがもし高校生なら「学会」というものに参加した人は少ないかもしれませんね。でも大学の教授となれば一つや二つ学会に入っているのが普通でしょう。で、学会には年に1回や2回の「年会」とか「講演会」といったイベントがあるものです。組織としての「学会」とは別にこれらのイベントも学会と呼ばれています。で、私が参加している化学工学会もいま学会、第88回の年会の真っ最中。そこで
今回の年会参加登録者は2日目の時点でコロナ前の登録者数とほぼ同じになった。全3日の開催日でコロナ前を越えるのは確実
という話しを聞きました。ついでに招待講演者で学会から招待されている人の数は2倍以上に増えているといいます。
コロナ禍で多大な影響を受けた学会ですが、完全に回復したというニュースですから素直に喜びたいところ。ですが、少し気になる点もあります。
今回の学会、じつはオンラインと対面とを並列させたハイブリッド式の開催なのです。