入試・入学

「探究成果発表入試」の評判(江頭教授)

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 前回の記事で総合型選抜の入試が行われた、ということを報告したのですが、その際に少し触れた「探究成果発表入試」についても紹介しましょう。「探究成果発表入試」もAO入試と同様に総合型選抜の一種であり、年内に行われる入試となります。

 「探究成果発表入試」の特徴は名前に「探求」とあるように「総合的な探究の時間」などの授業で行ったことが評価対象になっている点です。本学のWEBサイトから「ポイント」としてまとめられている特徴を引用してみましょう。

受験生の皆さんが「総合的な探究の時間」や「探究」と名のつく授業を通して行った「探究課題」の成果、またそこから得た経験などを発表してもらい、それを評価する入試です。

まずは発表が評価の対象だということが示されています。普通の試験は教員側がよく知っていることが問われる訳ですが、この「探究成果発表入試」では発表する側、つまり受験生の方が一番理解していることが問われる訳ですね。引き続き「探究成果発表入試」の説明はこの様に。

探究成果のレベルを問うものではなく、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析してまとめた過程やそこから得た経験を、本学に入学してからの学修や研究にどう活かして行くか、さらにはどのような人に成長し社会へ羽ばたきたいかなども含めて評価します。

そして大切なのは必ずしも発表される内容ではない、とも。評価対象は「探求」をはじめて、進めて、まとめ上げる能力なのですね。

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「総合型選抜」の入試が実施されました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 9月24日は日曜日。でも本学八王子キャンパスでは特別なイベントがありました。私もそれに参加するために大学に行ったのですが、目に入ったのは以下の看板。

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そうです。9月24日は本学の試験、それも入学試験の日だったのです。

 いや、入試は来年の2月頃では。私の世代で大学入試に縁が無かったひとならきっとそう言うと思うのですが、これはいわゆる「総合型選抜」の入学試験なのです。いや、「総合型選抜」も分かりにくいですね。本学のWEBサイトでは括弧付きでAO入試と書いているとおり、これは以前のAO(アドミッション・オフィス)入試に相当するものです。

 さて、試験当日のキャンパス内を歩いて行くと開場となる建物に到着。

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少しカメラを引くとこんな感じ。本学の学園祭である紅華祭(あと14日なんですね。)の看板も見えました。

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東京工科大学の入試がスタートします(江頭教授)

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 今回のタイトルをみて「いくら何でも早すぎだろう」と思った方もいらっしゃるかも。まあ「スタート」といっても入試そのものが本日実施という訳ではありません。本日から申し込みスタート、となるのです。

 入試のタイプとしては「総合型選抜」。ときにAO入試とも言われていますが、それは正式名称では無いそうです。確かに「総合型選抜」の中に「AO入試」というタイプもありますが、実はそれだけでは無い。「AO入試は総合型選抜」ですが、逆は必ずしもそうならないのですね。

 工学部で実施されている「総合型選抜」のもう一つのタイプは「探究成果発表入試」です。これは昨年度から始まったもので、高校の「探求」の時間に実施した内容を発表してもらい、その発表で選抜を行う、というタイプの入試です。

 発表で選抜となると、発表する成果の善し悪しで合否が決まると思うかも知れません。でも

探究成果のレベルを問うものではなく、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析してまとめた過程やそこから得た経験を、本学に入学してからの学修や研究にどう活かして行くか、さらにはどのような人に成長し社会へ羽ばたきたいかなども含めて評価します。

ということ。比喩的に言えば「魚」を評価するのではなく「魚の捕り方」の方を評価するということですね。

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「11月入試説明会+受験対策講座(来場型)&バーチャルオープンキャンパス」のお知らせ。(江頭教授)

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 本学に入学を希望する人への案内として、私達教員もいろいろイベントに参加しています。特に夏休みのオープンキャンパスはビッグイベント。でも秋に入ると授業も始まって、あまり大学を見てもらう機会がないのでは。

 そんな事を思っていたのですが、実は秋に行われる入学希望者向けのイベントもあるのですね。

 まずは「入試説明会+受験対策講座」で開催は11月13日の日曜日。

奨学生入試、A・B日程、共通テスト利用試験をご検討の方はぜひご参加ください。(※午前の部、午後の部とも定員制となります)

とのこと。なお、このイベントでは希望者に個別相談やキャンパスミニ見学を実施されるそうです。

 もっというと、実はすでに本学のバーチャルオープンキャンパスが実施されているとのこと。こちらは

大学説明、入試説明や学部・学科紹介などのコンテンツがオンデマンド動画で視聴できます。

バーチャルオープンキャンパスのみの申込もできますので気軽にご参加ください。

で、11月17日までの開催だそうです。

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■11月13日入試説明会+受験対策講座&バーチャルオープンキャンパスの情報はこちら

https://jyuken.teu.ac.jp/jyuken/index.html#taisaku

■申込はこちら

https://www.teu.ac.jp/entrance/open/reception/index.html

 

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入学試験(A日程)がスタートします(江頭教授)

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 本学の入学試験には複数のタイプがあるのですが、その中の一般選抜 A日程が行われます。2月7日の月曜日からスタートし10日の木曜日まで。日にちとしては4日間ですが、必ずしもその全てを受験する必要はありません。受験生諸君は、このなかから1日を選んで受験することも、4日間すべてを受験することも可能です。

 この「一般選抜 A日程」についてはこのページに以下の様なポイントが紹介されています。

  • 1試験日の受験で複数の学部・学科・専攻が併願できます。
  • 同一日・同一グループ内の併願は追加の入学検定料は必要ありません。
  • 試験日は最大4日間まで選択できます(試験日自由選択制)。
  • 全国13会場で試験を実施します。
  • 入学検定料優遇制度(併願割)があります

 さて、一般選抜 A日程の試験は2月10日で終了しますが、本学には大学入学共通テスト利用試験、そして、一般入試B日程といった受験の機会が準備さています。

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東京工科大学の多様な入試制度(江頭教授)

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 2020年2月29日には本学の入学試験が行われました。といっても入学試験が行われたのはこの日だけではありません。この日行われたのはB日程の入試。もちろんA日程もあるわけで複数回の入学試験が行われているわけです。

 来年度以降の入学試験がどんな形式になるかは未定の部分ありますので、随時確認していただきたいのですが、本学の入試は上述の様に複数の日程があること、会場も複数用意されていること、それも本学の八王子キャンパスと蒲田キャンパス以外にも学外会場が準備されていること、推薦制度、奨学生入試、AO入試、センター利用試験など、形式の違う入学試験が用意されていることなど、多様性な制度が準備されています。

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大学院の入試が行われました(江頭教授)

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 先日、7月8日(土)に本学の大学院、工学研究科サステイナブル工学専攻の入試が行われました。今回行われたのはA日程、7月に行われた推薦入試につづいて2回目の入試となります。

 以前、大学院の研究科長である片桐教授から紹介されていたとおり、今回のA日程の入試に際しても推薦入試と同様、研究計画が必要です。

 卒業研究途中の学生さんからすると、まだ研究を仕上げた、という経験のないうちに研究全体を見渡した計画をつくる、というのは少し難しいのではないか、そんな風に私は感じていたのですが、そこは案ずるより、で意外と計画書がかける様子でした。

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入学試験(A日程)が実施されました(江頭教授)

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 本学の入学試験には複数のタイプがあるのですが、その中の一般入試A日程が行われました。2月2日の金曜日からスタートし、週末を挟んで2月5日まで。もちろん、4日間全てを受験する訳ではありません。1日だけ受験することも、今年度から導入された「統一入試」制度で複数回受験することもできるようになっています。

 「統一入試」についてはこのページに以下の様に紹介されています。

2018年度入試から,「奨学生入試」「一般入試A日程」「一般入試B日程」において,「統一入試」を導入します。「統一入試」は,1試験日受験することで,複数学部・学科を志願することができます。本学の「統一入試」では,学部・学科を3つ(A・B・C)のグループに分け,グループごとに選択教科・科目、出題範囲を設定しています。同じグループ内であれば,入学検定料の追加なく,複数の学部・学科を志願することが可能です。(奨学生入試は,グループ内2学科まで併願可能,A日程及びB日程は,グループ内すべての学科の併願が可能,志願順位をつける必要はありません) また,異なる試験日に別のグループを受験することもできます。

 さて、一般入試A日程の試験は2月5日で終了しましたが、本学にはセンター利用試験後期、そして、一般入試B日程といった受験の機会が準備さています。

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センター試験が実施されました(江頭教授)

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1月13、14日、センター試験が行われました。例年通り、本学の八王子キャンパスも試験会場として利用されました。私自身は試験監督には当たりませんでしたが、本学の教員、事務員の一部もセンター試験の実施に協力しています。

 さて、本学でもそのものずばり「センター利用試験」(前期後期)があるように私立大学でも利用されている試験ですが、1979年この制度が発足した当初、当時は共通一次試験と呼ばれていて、国立大学でのみ利用されていました。そろそろ40年も前の話になります。

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センター試験中の様子は外からは分かりません。「東京工科大学 試験会場」の看板が出ているだけですね。

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入試問題の作成について(江頭教授)

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 他大学の話ですが、昨年の入試問題で間違いが見つかり、本来合格するはずだった学生30名が不合格になっていた、というニュースがありました。具体的にどのような経緯でこのような事態になったのか、詳細を知らない立場ではコメントできることはありません。ですが、一つだけ確かなのは受験生の人生に大きな影響を与えることだ、ということ。それを考えると、入学試験を行っている大学という機関の一員としては、試験問題の不備は何としても避けたい事の一つです。

 さて、ひるがえって本学の入試問題ですが、その作成過程や途中でのチェックの方法など、具体的な内容を公開することはできません。ですが、試験問題の内容や形式のチェックとブラッシュアップについては、おそらく多くの学外の皆さんが思っている以上の体制で臨んでいる、ということだけは言えるでしょう。

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