施設・設備紹介

こんどこそ、雪の八王子キャンパス(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日(2025/03/04)の記事ではこの冬初めての八王子キャンパスの雪景色、を紹介したかったのですが今ひとつ不甲斐ない降雪でした。でも午後になると下の写真のようにまた雪が降り始めました。聞けば夜通し雪が予報らしく、今度こそは立派な雪景色を見せてくれると期待です。(いや、大学の授業や試験が終わって雪のデメリットを気にしなくて良くなったのです。)

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 さて、明けて3月5日ですが……。雪は途中で雨に変わったのでしょうか。今はその雨も止んでいて、雪はあまり積もっていないようです。八王子キャンパス正門の様子がこちら。この写真だけをみると雪がたくさん残っている様に見えますが、足下はもうみぞれ状の雪が所々にある状態です。

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これが初雪?八王子キャンパス(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 この冬は大雪が降った、というニュースを何回も聞いているのですが、はて、今ひとつ実感がない。それもそのはず、東京は八王子にある我らが東京工科大学八王子キャンパスには今年は、というかこの冬はまったく雪が降っていないのです。

 それはそれでありがたい話なのですが、期末試験や入学試験など、雪がふると困る大きなイベントも終了し、ほっと一息ついてみると雪が降らない冬というのも味気ない、などと勝手なことを思うようになります。

 そんな時、昨日(2025/03/03)には久方ぶりの雪が降りました。これは積もるのだろうか、などと言っているうちに雨に変わってしまったのですが……。明けて本日(2025/03/04)の朝、果たして八王子キャンパスに雪は残っているのでしょうか。

 1枚目の写真は八王子キャンパス正門前。枯れた芝生の上にうっすらと雪が残っていますね。

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「化学書資料館」のこと(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 化学の勉強をしている高校生の皆さんはいろいろな計算問題を解いたことがあると思います。化学の計算問題には元素や化合物のいろいろな性質を表す数字が与えられていて、それを使って問題を解いていきますよね。

 問題で使われる数字は全くでたらめというわけにはゆきません。例えば「He 1molは何gか?ただし、Heの原子量を1とする」などという問題は算数としては「1g」という答えが与えられるのでしょうが、化学の問題としては不適切です。試験の問題で与えられる数値のうち、元素や化合物の性質を表す数値(先の問題でいえばHeの原子量)には適切な数値を用いる必要があります。

 では、化学の問題が「He 1molは何gか?ただし、Heの原子量は各自調べること。」となっていたらどうすれば良いのでしょうか?もちろん、自分勝手に「Heの原子量を1とする」などと決めることは許されませんから、正しい数値を探してくる必要があります。原子量の場合、話は簡単で教科書で周期律表をみれば4.0という数値を見つけることができるでしょう。ではもっとマイナーな性質の数値はどうでしょうか。たとえば、「物質が水にとけるときの溶解熱」など、硫酸など代表的な物質を除いて、なかなか見つけるのが難しいのではないかと思います。

 そんなときに役立つのが「化学便覧」に代表される化学に関するハンドブックです。

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研究室のカードロックが新しくなりました(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 このブログを読んでいるあなたがもし高校生なら、あなたの教室には鍵がかかっていないのが普通ではないでしょうか?(最近は違うのかな?)でも、大学の研究室には鍵がかかっているのが普通です。特に化学系の研究室は薬品などが置いてあるので、関係者以外は基本的に出入り禁止なのです。

 では、関係者はどうやって出入りすれば良いのか。昔だったら一人一人が鍵を持つところですが、最近はカードキーを使うのが一般的でしょう。本学の研究室の扉にもカードキーのロックシステムが付いていて、学生さんなら学生証が、私達教職員なら職員証がカードキーとして利用可能です。

 さて、いままで使っていたカードロックのシステム、とくに不満があったという訳ではないのですが、古くなって保証期間も過ぎるとかで新しいシステムに更新されることになりました。新しいシステムには今までのカードを使った開閉機能に加えて、暗証番号を利用した開閉も追加されているのだとか。昼間はともかく、夜にカードキーを忘れたことに気が付いて困ってしまう、ということが(希ではありますが)無かったわけではないので、これも一つの進歩かなあ、というのが私の印象。

 で、先日工事があり、新しいシステムに変更されました。

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土曜日の八王子キャンパスでクレーン車を見た(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 これは少し前の土曜日のお話。休みではあるものの、用事があって大学に行くと、なぜかクレーン車が。

そうか、休みの間に建物の修繕を……

いやいや、ちょっと待ってください。たしかに休みを使ってキャンパスでは建物などの修繕を行っているのですが、さすがに普通の授業期間内の土曜日にそれは無いのでは。

 そう思ってクレーンの下の辺りをよく見ると真っ赤な服に身を包んだ人がいます。いや、目立つなぁ。(写真からは外してありますが。)

 なるほど!これは特撮番組の撮影なのか!これがいわゆる「クレーン撮影」なのですね。

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イチョウ並木の黄葉(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今年はいつまでも暖かい、いや、暑いなあ、などと言っていた2024年ももはや11月の半ば。さすがに「暑い」とは思いませんが、比較的暖かい(この季節としては)日が多いのですが、それでも最近はさすがに紅葉・黄葉した木々が目立ってきました。私達応用化学科が所属する東京工科大学のイチョウ並木もその一つ。

 下の写真は本学八王子キャンパスの正門で2024年11月13日に撮ったもの。正門のゲートの向こうに黄葉したイチョウ並木が見えていますね。

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で、ゲートをくぐると下の写真の様な風景が。あれっ、向かって左手のイチョウはほとんど黄葉していないような。

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八王子キャンパスの掲示板(物理)(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学の学生に大学から情報を提供する手段、その一つとして本学学生専用の情報サイト「TUT 学生ポータル」についてはこちらの記事で紹介しました。そのなかで、

私の大学生時代には学生向けの「掲示板」がありました。いや、これは本当に物理的な掲示板でして、大学に行って何かお知らせがないかを確認するというものです。

といった話を紹介しました。いまの学生は「TUT 学生ポータル」があるので大学に行かなくても、自分の好きな時間、好きな場所で「休講」や「教室変更」のお知らせをみることができる、とういお話。でも、思い返してみると本学八王子キャンパスにも掲示板(物理)があったのですよね。最近は気にするどころか思い出すこともないのですが、あれは今どうなっているのだろう。

 と、いうことで調べてみたというのが今回の記事。もっとも写真は少し前、先週の(2024年9月20日)のものです。

 さて、掲示板は確かスクールバスのバス停の近くのあの辺に……あっ、あったあった、というのが以下の写真。ちなみに左側には本学の学園祭、紅華祭の看板も見えていますね。

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いや、意外といろいろなものが掲示されている様ですね。

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近づいて見るとこんな感じ。サークルなどのメンバー募集の張り紙が多数。なるほど、この掲示板は単なる情報伝達のツールに留まらずに広告の役割も兼ねているようです。

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大雨の八王子キャンパス(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今日(2024/08/16)から明日にかけて、東京は台風7号の影響を受けて大雨になるとか。そこで思い出したのが以下の写真。これは別に今日の大雨の様子ではありません。じつは先週の金曜日、8月9日の夕方のキャンパスの様子です。

 8月9日はこちらの記事でも紹介したように我々応用化学科の「卒論中間審査会」の日でした。2会場のパラレルセッションで実施したおかげで2日目の比較的早い時間に審査会、というか発表会は終了したのですが、その日の夕方には写真のようなありさまに。この日は午前中は、というか午後もしばらく晴れていたので完全に不意打ちを受けたような感じでした。夕立、とうかゲリラ雷雨とうやつですね。

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 でも、夕立でもゲリラ雷雨でも、その特徴はすぐに止むこと。そう思って天気予報アプリの降雨レーダーを見てみると……。

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改修された「講義実験棟」(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日の記事では先日行われた「地域連携課題」の発表会について紹介しました。その発表会が行われたのが「講義実験棟」という建物。我々応用化学科のある片柳研究棟から見ると坂の上の方にある、下の図の赤丸の建物です。

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発表会が行われたのは下の写真の右手、一番奥の部屋。実は少し前に改修工事が行われて結構きれいになっているのです。で、それはさておき写真の左側、階段をのぼった少し広めのスペースなのですが、ここの様子にご注目を。

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学生さんのためのスペース(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学の八王子キャンパス、教室や実験室、事務関係の建物や図書館、食堂などの施設が揃っているのはもちろんですが、学生さん達がちょっと一休みしたり、空いた時間に勉強したりするスペースも用意されています。例えば我々応用化学科が入っている「片柳研究棟」という建物、16階の中央部分に半円形のウィングが付いたデザインの本学を代表する建物の1つですが、この東のウィングの端にもそのスペースがあります。したの図で赤丸を付けたところがその場所です。

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この建物、(赤丸のある)東のウィングには教室が、反対側の西のウィングには研究室が入っていて研究室配属前の学生さんにとってはこの東のウィングのスペースは一息つくにはもってこいの場所ではないでしょうか。

 で、下がその様子。これは4階東ウィングの休息スペースです。

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 大きな窓のそばで、明るくて広々とした空間です。窓越しには研究棟A、B(2つ合わせて円筒型のデザインで、これも本学を代表する建物の1つ)や厚生棟、フーズフーなど、食堂の入った建物が覗いています。写真を撮った方向は下図の青の矢印の方向です。

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 さて、90°カメラを振って今度は下図の矢印方向を写してみましょう。

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こんな感じ。窓越しに見える右側の建物は同じ「片柳研究棟」の西ウィングです。その隣は本部棟といって学長室を始め本キャンパスの中枢機能が集まっていて正に「本部」といったところです。厚生棟などと統一感のあるデザインとなっています。

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