授業・学生生活

「サステイナブル工学」の授業いろいろ(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学工学部の特徴のひとつ、それが「サステイナブル工学」です。「サステナブル」という言葉はそれなりに知られている言葉ですし「工学」はもっと一般的な言葉ですが、両者を併せた「サステイナブル工学」は実はかなり新しい用語でしょう。実を言えば「サステイナブル工学」という言葉は、まだいろいろな人がそれぞれにこの言葉から連想する以上の内容、共通の語義のある言葉とは言えないと思います。

 本学の工学部が設立された際に「サステイナブル工学」を我々なりに定義し、イメージが先行する「サステイナブル工学」に具体的な内容を与えたい、そう考えてカリキュラムが編成され、個々の授業の内容が決定されました。本学工学部のカリキュラムの中には「サステイナブル○○」という呼び名の講義はたくさんあるのですが、ここではダイレクトに「サステイナブル工学」と題した授業、具体的に「サステイナブル工学」を教えている授業をまとめてみたいと思います。

 まず最初は「サステイナブル工学基礎」。いかにも最初の授業、というタイトルですね。この授業は2年生の前期におこなわれます。応用化学科を含め、工学部の三学科が合同で受ける授業となっています。基本的には講義形式の授業ですが時には学内の施設見学やグループワークなども織り交ぜています。教科書は「サステイナブル工学基礎」。そのものズバリにタイトルですが、それは当然。この教科書、我々がこの授業のために書き起こしたものなのです。

 続いては「サステイナブル工学実習」です。

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グループワークの授業いろいろ(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 グループワークの授業、今の高校生や中学生の皆さんにはなじみのある授業形態なのかも知れませんが、私のような50代に人間からするとハイカラな言葉に感じるところもあるものです。

 さて、本学の工学部は2015年度から開設された新しい学科なので、カリキュラム中にいくつものグループワークの授業が設定されています。

 まず、1年生の前期には「フレッシャーズゼミ」があります。1年生は研究室に所属していないのが普通なので、基本ゼミはありません。ただ、本学では1年生にアドバイザーとして教員、要するに担任の先生、を割り当てることで学生のグループ単位の活動としてのゼミをおこなっています。(詳しくはこちらを。)ここでのグループワークでは、発表テーマは各学科の専門分野に関連する内容を学生諸君が選んで決めています。

 1年生後期には「コーオプ演習Ⅰ」が。コーオプ教育の一環としてグループワークの進め方についての授業をおこなうと同時に、その実践としてのグループワークもおこなう、という位置づけです。(詳しくはこちらを。)こちらでは、賛否のわかれる技術上の課題やサステイナブル社会に関連する新技術などを対象として調査を行い、調査結果に基づいたディスカッションの内容を発表します。

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「サステイナブル工学プロジェクト演習」中間報告会(江頭教授)

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 11月14日「サステイナブル工学プロジェクト演習」中間発表会が開催されました。これは本学工学部の3年生によるグループワークでの発表会です。この「サステイナブル工学プロジェクト演習」の特徴は3学科合同の授業である、という点ですが、この中間発表に向けた取組では異なる学科の学生が集まってグループをつくることが特徴になっています。

 発表内容はいろいろな工業製品について、そのライフサイクル全体での環境負荷をどのようにして小さくするか、その方法を提案する、というものです。今回は環境ラベル「エコリーフ」に登録されている工業製品を対象とし、公表されている環境情報データを元に、具体的な改善提案を行い、その効果を評価しました。

 改善提案としていろいろなアイデアを出すことはできても、その効果を評価することは一般的には難しいものです。本学工学部で1年のときから行ってきた「サステイナブル工学」に関する授業で学修したLCA(ライフサイクルアセスメント)の知識を応用することで、はじめて評価を含めた提案が可能になるのです。

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後期授業は半分まで終了しました(江頭教授)

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 9月中にスタートした2018年度後期の授業も昨日11月13日までで第8回を終了、今日から第9回に入ります。一学期の授業は15回、それにテストを加えると16回ですから、ちょうど今日から後期の後半に入ったと言うことです。2018年度ももう大詰め、ということでしょうか。(少々気が早いですか?)

 本学工学部は一部にクォーター制を取り入れた変則的な制度(私は「ハーフ・アンド・ダブルクォーター制」と呼んでいます。)をとっているので前期の折り返し点では本当に学期(前期前半=1期と呼びます)が終了するのですが、後期の折り返し点は別に区切りがあるわけではありません。ただ、私個人は本学工学部の別学科の授業を手伝っているので、ああっ、後期も半分おわったんだなぁ、と感じたという訳です。

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ラッキー! 保存食入れ替えに行き合った(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 先日、本学の八王子キャンパスを歩いていると

入れ替える保存食を配布していまーす!

との声が聞こえてきました。これはラッキー、早速下の写真の「保存水」と「リッツ」をもらってきました。

 この「保存水」と「リッツ」、もともとは非常時に飲んだり食べたりするためのものですが、長持ちする食品でもいつかは悪くなってしまいます。悪くなったら捨てて入れ替える、というのはあまりにももったいないので、捨てる代わりに消費期限少し前のものを学内で無料配布している、というわけです。

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卒業論文発表の日程が決まりました(江頭教授)

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 昨日の記事では卒業記念のアルバムの話をしました。東京工科大学に工学部ができ、応用化学科が立ち上がってそろそろ4年。始めての卒業生を送り出すと考えると感無量です。(しつこいようですが早期卒業の学生さんがいるので本当は始めてではないのですが。)

 と、いうことで今回は卒業関連の日程が決まりました、というご報告です。(なお以下の日程は先日の学科教員の会議で決まった段階です。今後の検討で変更になる可能性もありますので本学の学生さんは正式な発表を必ず確認しましょう。)

 まず卒業研究の発表会が2月5,6日。今回も一会場で全員の発表を全教員が聞いて評価する形式になります。それに先立つ1月24日には審査用の卒業論文の提出。この際には卒業論文発表の要旨も同時に提出することになりました。

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「卒業記念アルバム」撮影スタート(江頭教授)

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 11月に入って季節は秋。ですが、春の卒業式の準備は着々と進んでいるようで...。卒業アルバム作成のための写真撮影が本学八王子キャンパスでも始まりました。

 これは毎年行われている年中行事なのですが、我々応用化学科は来年春に始めて卒業生を送り出す(正確には早期卒業の学生さんがいるのですでに卒業生がいるのですが)、ということで写真撮影の看板にも思わず目が行ってしまいます。

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 これは本学の図書館等一階に設営された個人用の写真撮影コーナー。

 一方、クラブやサークル、それに研究室の集合写真は別途撮影されています。

 場所は一カ所は研究棟AとBの中間にある噴水の前、そしてもう一カ所は我々応用化学科が在る片柳研究所棟にあります。

 私の研究室も下の写真の片柳研究棟の入口ホールからの眺めを背景に11月6日の昼に撮影を行いました。

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「コーオプ演習Ⅰ」中間発表(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学工学部の特徴の一つ、コーオプ教育。その最初の授業と位置づけられるのが1年生後期の授業「コーオプ演習Ⅰ」です。授業内容は最新の工学・技術的トピックスについて調査し、発表すること。グループワークを中心とした授業で、賛否のわかれる技術上の課題やサステイナブル社会に関連する新技術などを対象として調査を行い、調査結果に基づいたディスカッションの内容を発表します。

 先日、この「コーオプ演習Ⅰ」の中間発表に参加してきました。

 本学科の1年生全員が必修の授業で、5~6人のチームにわかれると1チーム約10分の発表では一会場では収まりません。私の参加した会場では8チームの発表を聞くことができました。

 「自動車の自動運転」「農薬使用の可否」「マイクロプラスチック問題を前提としたプラスチック利用の可否」など、確かに一概には結論の出せない問題が対象になっていました。この「コーオプ演習Ⅰ」の授業では、このような問題に対してあえて一つの結論出す、という条件で発表することによって問題に対してより深い理解を促す形になっています。

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履修登録のこと(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学の夏学期の授業、今日から第3週間目に入ります。学生諸君もそろそろ落ち着いて、授業にもリズムができてきた頃でしょう。

 さて、以前も紹介しましたが大学の授業は基本的には選択性になっています。この授業を受けることができませんとか、この授業は受けておく必要がある、といった規則はありますから、完全に選択性と言うわけではありません。しかし、基本が選択性である以上、授業を受けるためには学生諸君が自発的に「自分はこの授業を選択します」と宣言してもらわなくてはならないのです。小学校から高校までのように時間割に書かれた教室に行けば授業を受けたと認定される、という分けではありません。

 学生諸君が授業を選択したことを宣言するための仕組みが「履修登録」です。本学では約1週間の履修登録期間にWEB上で学生が各自の履修する授業を登録することができる様になっています。その期間に体調を崩した人は自宅から登録することも可能です。

 最初の1回は様子見として、2回目、3回目以降は履修する科目を決めてきちんと出席する、履修登録はその決意を表明する機会だ、というえば少々大げさでしょうか。

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単位取得数に制限がある理由(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 「単位」といっても物理量がどうこう、という話ではありません。大学の授業を受けて合格した、という意味での単位です。(以前、片桐教授がこの記事でそのあたりを説明されていますね。)今回は、この単位の取得数に制限があるというお話です。 

 本学では各学期では履修ができる(授業が受けられる)単位数が24に制限されています。

1コマの授業が通常2単位なので週12コマ、週5日だと一日2,3コマ。これは少なすぎでは...

いえいえ、体育実技や実習・演習は1コマ1単位、工学部には学生実験がありますから、24単位でも時間割は結構埋まっているものです。とはいえ時間割をフルにすることは制度上できない。これは一体どういうことでしょうか。

 

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