授業・学生生活

静かすぎて寂しい春の八王子キャンパス(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 3月が終わって4月が始まりました。ということは新しい年度の始まり、新学期の始まり、ということで例年はイベント盛りだくさんの季節なのですが、今年(2020年)はコロナウイルス問題の影響で大学の行事は軒並みキャンセル。本学のキャンパスも「人影もまばら」というレベルを通り越して「人っ子1人いない」状態になっています。

 昨年度の終わり頃から学生は基本的に出校停止となっていました。でも教職員は普通に大学に来ていましたので、例年通りの「休み中のキャンパス」という風景でした。大学の授業は15週間プラス定期試験の学期を夏と冬にくり返す30週間プラスアルファというスケジュールなので、年に20週間近くは「休み中のキャンパス」の状態になるのです。(この機を利用して改装や補修の工事が行われていたりします。たとえばこの記事とか。)それより人が少ない状態といえば年末年始夏のお盆の時期で、こちらは原則キャンパスは閉鎖されています。

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本日発表、研究室配属(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 2月4日に開催した「研究室配属に関する説明会」、その結果を反映して、本日研究室配属の結果が公開されます。

 2月始めに説明会で3月6日に配属発表、約一か月といいうのは時間がかかりすぎでは?そう思った人も多いかも知れませんね。でもこの期間、学生諸君は興味のある研究室を訪問したり有意義に時間をつかう人も多くいます。

 研究室配属は学生さん達の希望優先しています。この場合、どうしても希望者数のばらつきが起こるので何らかの調整が必要となります。このため、本学科での配属は

「学生の希望、研究室への適性、GPA、習得単位数等」を総合的に判断する

という申し合わせになっています。ここに「GPA、習得単位数」が入っているのがポイントです。これら、成績情報を使った調整は後期の成績が確定した後でないとできないのですから。

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実験レポートは卒業論文の練習(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 前回紹介した「実験レポート作成法」でも触れられていたのですが、学生実験で作成するレポートはだれが読むことを期待して書くのでしょうか。「実験レポート作成法」では

実験レポートは、実験について何もかも知っている先生に向けて書くものである

とされています。

 ならば、実験レポートで実験方法について説明するところは、たとえば

実験テキストp〇〇からの手順に忠実に行った

などと書けばよさそうなものです。わざわざテキストの内容をまとめなおすなんて飛んだ茶番だとしか思えない。いっそのこと

実験テキストを参考に成功裡に実験を終了しました。終わり。

でも良さそうな。どうせ結果のわかっている実験なのですから各自が体験して実感すればそれでOK。えっ、それじゃあ本当に実験したかわからないって?♪あんたの生徒を信じなさい♪

 実際のところ、学生が実験をしているところを先生は見ているわけですから、さぼっていればすぐにわかります。ちゃんと実験していることをわざわざレポートで確認する必要はないでしょう。それでも実験が成功したかどうかを確認したいのならば、実験結果のデータを提出すれば良いのでは。レポートではなくて実験の終わりに実験結果のデータを提出すれば確認できるはずですよね。

 もちろん、こんなやり方はNGです。なぜなら、表題のとおり、「実験レポートは卒業論文の練習」という位置づけがあるからです。

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令和最初の天皇誕生日、の振り替え休日(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 今日(2020年2月24日)は前日の天皇誕生日が日曜日と重なったために振り替え休日となっています。本学も今日はお休み。普通のことのように思われる方がほとんどかと思いますが、私には少し感慨深い。今日はお休みなんだ!

 大学は毎週授業を行う必要がありますから月曜日や金曜日に集中する振り替え休日をまともに実施していては月曜日や金曜日の授業が遅れてしまいます。そんなわけで振り替え休日は「休日出校日」になることが多いのです。月曜日が休み、といってもあんまり休みになる気がしていなかったので少し得した気分。感慨深いなぁ。

 さて、2月23日が天皇誕生日となったのは今年からです。元号が変わると同時に天皇誕生日も移動するわけですね。

 

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サステイナブル工学になぜLCAが必要なのか(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 本学工学部の特徴のひとつ、それが「サステイナブル工学」です。「サステナブル」という言葉はそれなりに知られている言葉ですし「工学」はもっと一般的な言葉ですが、両者を併せた「サステイナブル工学」は実はかなり新しい用語でしょう。実を言えば「サステイナブル工学」という言葉は、まだいろいろな人がそれぞれにこの言葉から連想する以上の内容、共通の語義のある言葉とは言えないと思います。

 本学の工学部が設立された際に「サステイナブル工学」を我々なりに定義し、イメージが先行する「サステイナブル工学」に具体的な内容を与えたい、そう考えたときに基本となったのは「三つのP」すなわち「Planet(地球環境との調和)、People(生活の質の向上)、Prosperity(経済の活性化)という三つの視点を同時に考慮してバランスをとる」という考え方です。

 もともと工学には二つのP、つまり「People(生活の質の向上)、Prosperity(経済の活性化)」のバランスをとる、という考え方がありました。簡単に言えば「より良い製品をより安く」供給するのが工学の役割。そこにもう一つのP、「Planet(地球環境との調和)」を加えようというコンセプトです。



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ハーバーとボッシュ、偉いのはどっち? 5年目 (江頭教授)

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 これは本学科1年生向けの「サステイナブル化学概論」というオムニバス形式の授業での私のレポート課題、本当は「どちらの業績を評価するか」という質問です。私の授業ではハーバーボッシュ法の説明をして、毎年この質問をすることにしています。

 ハーバーボッシュ法は空気に含まれる大量の窒素ガスを植物が利用できる形態に変化させる技術です。この方法でほぼ無尽蔵の窒素肥料を合成することが可能となり、70億を超える人口を支える現在の農業の礎となった偉大な発明です。

 ハーバーとボッシュ、フリッツ・ハーバーとカール・ボッシュ、の名前はこの空中窒素固定技術では必ず一緒に出てきます。しかし、その役割は大きく異なっていました。大ざっぱに言えば窒素、水素、アンモニアの平衡関係を解明し、高圧条件下で触媒を用い、比較的低温でアンモニアを合成する方法を考案したのがハーバーであり、高圧で水素を扱う場合に起きるいろいろな困難を一つ一つ解決して実用化したのがボッシュだ、という役割分担になります。

 さて、今年の結果はハーバーがかなり優勢でした。

 

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卒業論文発表会終了 (江頭教授)

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 本学応用化学科の第二期生の卒業論文発表会、無事、2020年2月6日に終了しました。

 昨年度はインフルエンザにかかって発表できない学生さんがいたのですが、今年度は無事全員が発表を終えることができました。卒業論文発表会に引き続い、早期卒業制度(3年半で学部を修了し、そのまま半年早く大学院に進学できる制度です)の対象学生の諸君の中間審査会も行われました。卒論審査会の発表は完結していますが、中間審査の発表では「今後の予定」が示されています。質疑の内容も少し違って、研究の進め方に対するアドバイスも含まれています。

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卒業論文発表会(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 我々応用化学科の卒業論文発表会は昨日(2020年2月5日)から開催。今年は2期生が発表します。

 応用化学科は学生数が比較的少ないので、学生の発表を聞くことができるパラレスセッション無しのスケジュールとなっています。各学生には主査の他に副査が2名つき、発表を聞きながらWEB上の評価を記載してゆきますが、会場でのディスカッションはオープンですから、発表会の議論を通じて卒業論文の改訂を行い、その改訂版が正式な卒業論文となります。

 さて、今回の発表会を聞いての私の感想です。東京工科大学、工学部の応用化学科は化学のなかのいろいろな専門分野がワンセットそろった学科という位置づけです。そのためでしょう。研究の内容はバラエティに富んでいます。

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 残念ながら会場は撮影禁止。出入り口には以下の様な告知がでています。

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 「中間審査」とあるのは早期卒業の学生がいるから。今回は2日目にまとめて行われます。

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「研究室配属に関する説明会」を開催しました。(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 「もうすぐ4年生も卒業ですね。そろそろ3年生も研究室に配属されるということですか。」

 いえいえ、実はこの説明会、対象は2年生なのです。そうです、2年生が研究室に配属されます。でも配属されるのは2年生の3月6日。そのあとすぐに3年生になりますから、実質的には3年生の初めからの配属となります。

 「えっ?3年の初めって早くない?」その通りですね。実はこれ、本学工学部の特徴であるコーオプ教育との関係で決まりました。応用化学科の学制諸君は3年の前期にコーオプ実習として学外での研修を行うことになります。従って、3年前期、学生諸君は大学から離れて学外に出る時間が長くなります。早期の配属を行うとしたら3年前期には無理。夏休みを過ぎれば3年後期になってしまいます。ということで、少々早いですが2年後期末のこの時期に説明会となったのです。

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卒業論文提出日(2019)(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 応用化学科の四年生はこの春卒業の予定。いま卒業研究の仕上げにかかっていますが、昨日と今日(23日,24日)は卒業論文の提出日となっています。

 卒業論文の提出というのは大学の中では結構なビッグイベントです。提出しなければほぼ自動的に留年決定なのですから、普通のレポートの様に期日までにポストに入れる、という訳にはいきません。場所と時間を決めて担当の教員に提出することになります。内容をチェックして規定を満たさないものは却下。受け取ってもらえた場合は「受領証」に判をもらいます。この受領証は卒論を提出した大切な証拠書類ですから、卒業証書をもらうまで大切に保管することになります。

 卒論の提出が間に合わない!というシーン、昔はドラマや漫画で見たような気がしますが今はどうなのでしょうか。実際の卒論提出はやはり厳格なもので、期限通りに提出しないと受け取ってもらえないことになっています。提出する論文は本編とそのコピー2部。全部で3部を提出します。印刷する時間もそれなりに必要ですから余裕をもって準備するべきでしょう。

 応用化学科の提出日は本来昨日(23日)なのですが、今日は一応の予備日。何かの事情で提出できなかった人向けの時間です。この場合は理由書を作成、指導教官が確認して押印することが必要条件です。

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