授業・学生生活

第一クォーター最終週(江頭教授)

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 4月にスタートした新年度、従来の前期後期の学期制なら今頃は「前期も半分過ぎて折り返し点です」ということになるでしょう。実際、本学科の1、2年生にとってはその通り。気を引き締めて前期残りの期間を充実させましょう。

 ただ、応用化学科の3年前期の授業はクォーター制で行われています。クォーター制とは前期を第1期、第2期の二期に分けて行うもの。本来は1年を4期に分けて行うものですが、本学のクォーター制は前期後期制の一方の期を二つの分ける、やや変則的な制度です。(ハーフ・アンド・ダブルクォーター制とでもいうのでしょうか?)

 でも、なんでこんな制度に?

 これは本学工学部の教育の重点の一つ、コーオプ実習制度に対応したものです。すべての学生が企業で8週間の実習教育を受ける、というのがこの制度の要点ですが、では前期15週間の残りはどうしているのか?もちろん遊んでいる訳ではなく、授業を受けるのですが、こんどは授業期間は短くなってしまう、という問題があります。

 そこでクォータ制。1週間に受ける授業の科目数は少なくなりますが、一つの科目は原則週2回実施します。(一部2回より多い科目もあります。)半分の科目を倍のスピードですすめるのがクォータ制。そのため、本年度の第1期が今日(6月7日)という早い時期に終了となったわけです。

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サステイナブル工学基礎 学内施設見学(2019年度)(江頭教授)

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 本学の工学部が掲げる「サステイナブル工学」、その最初の授業として本学2年生が履修している授業が「サステイナブル工学基礎」です。本年四月からは2018年度入学の第4期生が受講を始め、第4回目の講義が行われています。

 この「サステイナブル工学基礎」で行われるのが学内施設の見学。工学部三学科が代わる代わる学内のサステイナブル工学に関係の深い施設を見学します。6月3日には我々応用化学科の見学が行われました。今年は授業の構成が変更された影響で例年より1週間遅れての見学となりました。

 見学は、まず「スマートハウス実習棟」という専門学校の施設からスタート。太陽電池が乗っている建物です。太陽電池パネルで電力すること、建物の断熱性を高めて冷暖房の必要エネルギーを削減すること、地中にたまった熱を熱源として用いることで消費エネルギー以上の暖房効果を実現すること、などいろいろな家庭向けエネルギー関連技術の設備があり、その運用や施工方法を学ぶ場所となっています。

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 写真の奥に写っているのは電気自動車のリーフ。これもスマートハウスのシステムの一部ですが、自動車としてよりも、移動可能な大容量蓄電池として機能しているそうです。

 

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八王子みなみ野駅からの通学路(江頭教授)

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 東京工科大学に入学した学生さんたちのほとんどはスクールバスを利用して通学しています。八王子キャンパスへのスクールバスは2系統。一つは八王子駅南口から。もう一つは八王子みなみ野駅からのルートです。
 八王子駅から大学まではそれなりの距離がありますが、八王子みなみ野駅は本学の最寄駅ですから大学まで歩くこともそれほど大変なことではありません。では実際に八王子みなみ野駅と大学はどのくらい離れているのでしょうか。

 下の図は駅と大学周辺の航空写真で、赤いラインが通学する経路になります。八王子みなみ野駅の改札をスタートして、ゴールは本学科がある片柳研究棟の入り口としました。この距離を測ってみると1.45km。徒歩で20分弱といったところでしょうか。若い学生さんたちなら普通に歩ける距離だと思いますが、もちろん皆さん駅に住んでいるわけではありません。八王子みなみ野まで行程によってはスクールバスは必須かもしれません。

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今日は10連休明け?いえいえ、本学は一足先に授業を再開しています(江頭教授)

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 平成から令和へ。今日令和元年5月7日は10連休の特別なゴールデンウィークが終わった連休明けの初日です。長いお休みも終わり、さあ今日から頑張りましょう、というのが世間一般かも知れません。しかし、本学では実は昨日、5月6日から授業がスタートしていたのです。

 大学の授業の授業は曜日毎に決まっていますから一つの学期のなかで同じ回数の授業をこなすためには休日の扱いはやっかいです。休みがある曜日の授業は一回減らそう、などという訳にはいかないですからね。

 一学期の中に数回程度、ランダムに休日が或る程度なら学期末に変則的な日程を組むことで或る程度対応することができたのですが、最近は休みが月曜日に集中するようになりました。最後の週を「月月火水木金金」にしても対応できない、ということで大学では休日でも授業を行う、休日開講という制度ができました。これは本学独自の制度ではなく他の大学でも広く行われているようです。

 

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春のガイダンス ― 新入生編(江頭教授)

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 春は始まりの季節、本学の工学部応用化学科に入学を決めた皆さんも昨日4月1日から八王子キャンパスに来はじめています。初日は入学手続き、2日にはノートPCセットアップの講習会などがありましたが、今日4月3日は学部でガイダンスが行われました。

 学部長の挨拶からスタートしたガイダンス、一番ボリュームがあるのは教務委員長のよる履修関係のガイダンスです。

 大学を卒業するには所定の単位を取得する必要があります。

「単位?単位って何の単位?」

 単位を取得するには授業をうけて試験に合格する必要があります。

「あっ、授業をうけるともらえるんだ。」

 授業を受けるためには時間割を決めて履修登録をする必要があります。

「えっ?履修登録ってなに?時間割は決まってないの?授業は選択できるものもあるそうだけど、どうやって決めたら良いんだろう...。」

たっぷり時間をかけてこの辺りを説明します。

 そのあともガイダンスは盛りだくさん。学生生活のこと、インターネットのリテラシー、本学のハラスメント対策など。それに海外研修プログラム、資格試験の情報、そして大学院の勧めなど。

 たくさんの情報に最初は戸惑うこともあるかも知れませんが、まずは授業のスタートに乗り遅れないこと。そして追々慣れていってもらえば良い、という所でしょうか。

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 写真の様にガイダンスで既に表彰される1年生も。

 これは「入学前準備学習」の優秀者表彰。「入学前準備学習」についてはまたいずれご紹介しましょう。

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春のガイダンス ― 在学生編(江頭教授)

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 2019年3月20日の卒業式が終わるとだんだん新年度の始まりが気になり出します。その新年度の気分を一気に盛り上げてくれるイベントが在校生向けのガイダンス。われわれ工学部は今年は3月28日がガイダンスの日となりました。もちろん、他の学部もガイダンスを行うのですが八王子キャンパスでは学部毎に日程をずらして実施しています。

 今年も1年生、というか新2年生、それに新3年生、新4年生に向けたガイダンスを行いました。もちろん内容は学科毎に異なります。工学部は3学科なので3学年×3学科、合計9会場でのガイダンス、はさすがに無理なので学年毎に時間をずらして1日で3回のガイダンスをこなすことになります。

 「入学時はともかく、大学でガイダンスなんか必要なの?」

 はい、必要です。本学に固有の「コーオプ教育」や大学院進学のための情報、珍しいところでは大学がライセンスを導入しているソフトChemDrawやSciFinderのアップデートなど、在学生にも必要な情報を一気にまとめて伝達する、ガイダンスはそのための絶好の機会です。

 

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今日から新学期(江頭教授)

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 今日は4月1日、2019年度が始まります。応用化学科も設立から5年目に入ることになりました。

 大学は4年で卒業する、ということは皆さんご存じだと思います。ですから大学では5年目ということは新しい年度が始まる、という意味もありますが、新しい4年間が始まる、ということも意味しているのです。

 象徴的なのはカリキュラム。大学4年間のカリキュラムは1年生として入学した時に4年分がすでに決まっていますから一度決めたカリキュラムは4年間は変更しないことになっています。とはいえカリキュラムも改善、変更が必要ですから4年が過ぎた段階、5年目から新しいカリキュラムに変更します。われわれ応用化学科では今年度の1年生から新しい2019年カリキュラムが適用されます。(実際にはそれほど大きな変更はありませんが。)もちろん、2年生以上の学生のカリキュラムを今から変更することはできませんから2015年のカリキュラムと2019年のカリキュラムが平行して実施されることとなります。

 さて、こんな節目の4月1日、なにか式とかイベントがありそうなところですが...

 

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研究室配属決定(江頭教授)

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 1月16日に開催した「研究室配属に関する説明会」、その結果を受けて研究室配属の結果が公開されました。

 説明会後、本学の2年生諸君は所定の用紙に希望の研究室を書いて提出しました。(これが全研究室分1位からずっと順位を付けていくスタイルです。もし配属に際して口頭試問があったら「なぜうちの研究室を最下位に書いたのかね?」と聞きたいところです、なんてね。)

 さて、今回の配属結果公表日は3月7日。説明会から配属発表まで一ヶ月以上、というより二ヶ月近くです。時間がかかりすぎでは?そう思った人も多いかも知れませんね。

 研究室配属は学生さん達の希望優先しています。この場合、どうしても希望者数のばらつきが起こるので何らかの調整が必要となります。このため、本学科での配属は

「学生の希望、研究室への適性、GPA、習得単位数等」を総合的に判断する

という申し合わせになっています。ここに「GPA、習得単位数」が入っているのがポイントです。これら、成績情報を使った調整は後期の成績が確定した後でないとできないのですから。

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Moodleアップグレード、など(江頭教授)

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 東京工科大学では月に一度、八王子キャンパス、蒲田キャンパスでそれぞれに「全学教職員会」と称した講習会を開いています。講習会の内容はネット回線で二つのキャンパスの間で共有されています。学長が大学の運営方針を説明する回もありますし、各学部がそれぞれの教育目標を発表する回もあります。時には外部講師をお願いして大学の教育にかかわる最新の話題を解説していただくこともあります。

 さて、今回は本学のIRセンターからの報告でした。まず「IRセンター」とは?いや「IR」とは?からでしょうか。

 赤外線?投資情報?いえいえ、大学でIRといえば ”Institutional Research” のことです。で、その”Institutional Research” って何?文科省のサイトで見つけた「大学におけるIR(インスティテューショナル・リサーチ)の現状と在り方に関する調査研究報告書」を覗いてみると

様々な定義があり、実践活動も多様である。

とか。うーん、まあデータ分析を活用した大学の教育・経営の向上、といったところでしょうか。

 さて、今回のIRセンター報告は学生アンケート結果報告が中心だったのですが、私自身興味深かったのは後半の「Moodle」のアップグレードについての案内とデモでした。

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大学院のすすめ 番外編 「学位って何だろう」(片桐教授)

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 学位は学術称号のひとつです。しかし、教授や准教授のような職位を表しません。多くの大学教員は学位を持っています。しかし、「さかな君」のように学位を持たなくても実力を評価され大学の客員准教授をしている方もいます。さらに、会社によっては、わざわざ内地留学をさせてまで自社社員に博士号をとらせます。これは、単なる社員の福利厚生ではありません。社員に学位を持たせるメリットは会社にもあります。

 さて、学位とはいったいなんでしょう?。

 現在の日本では「学校教育法」という法律により「博士、修士、学士、短期大学士」を学位と定めています。この法律の第104条には、「大学(「短期大学」を除く)は、文部科学大臣の定めるところにより、大学を卒業した者に対し学士の学位を、大学院(専門職大学院を除く)の課程を修了した者に対し修士又は博士の学位を、専門職大学院の課程を修了した者に対し文部科学大臣の定める学位を授与するものとする。」と書かれています。さらに、「③短期大学は、文部科学大臣の定めるところにより、短期大学を卒業した者に対し短期大学士の学位を授与するものとする。」と書かれています。

 高等専門学校を卒業した場合の「準学士」は第121条に「高等専門学校を卒業した者は、準学士と称することができる。」と書かれています。しかし、ここには、「学位」ということばはありません。つまり、「準学士」は称号であっても学位ではないということです。ただし、この法律の付則で「この法律による改正前の学校教育法第69条の2第7項の規定による準学士の称号は、この法律による改正後の学校教育法第68条の2第3項の規定による短期大学士の学位とみなす。」と書かれているので、準学士という称号は厳密には学位ではないけども、短期大学士の学位と見なすそうです(ああ、ややこしい)。

 学位の歴史を見ると、1991年の学校教育法の改正までは大学卒業=学士も学位ではありませんでした。その時点では博士と修士のみ学位でした。だから、1983年に大学を卒業した私の「大学卒業証書=学士試験合格証書」は「学位記」ではありません。一方、皆さんの卒業式では「学位記(学士)」を渡されます。

 短期大学卒業者の学位は2005年です。さらに1953年までは「博士」だけを学位としていました。だから、お年寄りは「学位」=博士号と認識しています。また、私の世代の多くの方は「学士」は学位と認識していません。この実状と認識のギャップはまだ埋まっていません。

 脱線します。明治時代の太政官布告(大學令)に記載の学位は「博士」とその上の「大博士」でした。この「大博士」を国内で実際に受けた人はいません。これは、ドイツで「プロフェッソーレン(教授資格)」を受けた北里柴三郎の教授資格を当時のドイツ大使館は「大博士」と訳したことに由来すると言われています。この名残は、宮沢賢治の童話「グスコーブドリの伝記」の中の「クーボー大博士」という登場人物の学位称号にも残っています。

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