「サステイナブル工学プロジェクト演習」最終報告会本選(2020)(江頭教授)
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「サステイナブル工学プロジェクト演習」については本ブログでも何回かとりあげています。(こちら、こちら、そしてこちら)
昨日、1月6日には半年、というか後期14回の授業の最終回として「最終報告会」の本選が開催されました。本選、とあるのは先週予選を行い選抜された班による発表会であること(これは本選の本の部分)と、今回の選ばれた班が学部長賞で表彰されること(これが本選の選の部分)によります。
「サステイナブル工学プロジェクト演習」は本学工学部の3年生によるグループワーク形式の授業です。特徴としては3学科合同の授業であること。異なる学科の学生が集まってグループワークを行うことになっています。三学科合同で約300人、通常授業は二クラスに別れ、それぞれ27班、28班でのグループワークとなります。
予選では全体で55班がグループワークの成果を7会場に分かれて発表し、その中から10班が今回の本選に進みました。
発表の内容は工業製品やサービスのLCAによる評価と機能的、経済的価値を統合化した環境効率の算出です。さらに対象とした工業製品やサービスに対する改善提案を行い、その環境効率への影響を検討しました。LCA評価では環境ラベル「エコリーフ」に登録さている公開情報を利用して実際の製品に近い条件での評価をおこなっています。一方、改善提案については各班のメンバーが自分の学科のバックグラウンドを生かしつつ自由に発想しています。
と、ここまでは例年通りの内容なのですが、今回2020年度の最終発表会はやはり新型コロナウイルス感染症の影響を受けています。最大の違いはやはりオンラインでの実施になった、ということです。