日記 コラム つぶやき

明治維新と産業革命(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 私が小学校の5年生か、6年生だったころの話です。歴史の授業で先生が「明治維新で人々の生活は良くなったか、悪くなったか」という質問をクラスに投げかけました。「鉄道ができた」から良くなった、「戦いがあった」から悪くなった、などなど、いろいろな意見がでました。今ならさしずめ「マイケル・サンデル風」とでも言うのでしょうか。もう40年以上前なのですが先進的な取り組みだなあ、と思い起こしています。(いや、手法自体はソクラテスの頃からあったのか。)

 さて、当時の私の意見は「変わらない」。だって鉄道ができたのは新橋あたりだけだし戦いといっても地域限定的なもの(江戸城の無血開城のことなど知っていたのでしょう)で、当時の日本人の大半にとっては「何々?」くらいだったのでは、というものでした。(いやなガキだ。)

 クラスとしての結論は「良くなった点もあるし、悪くなった点もある。」でした。明治維新は歴史の大きな転換点です。その瞬間には大きな変化は無くても、そこを起点にいろいろな変化が起こった。変わったことには良いことも悪いこともあるのですが、少なくとも「変わらない」ということは無い。今考えてみると、当時の私の意見は全否定されていますね。(当時は気がつかなかった様な。)

 さて、この質問、今の私が答えるとしたら「良くなった」、いや「圧倒的に良くなった」です。

Meijijoukyou

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化学棟のにおい(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 先日、自分の住んでいるアパートのエレベータで「ベランダでたばこを吸わないでください」という管理会社の張り紙を見つけました。ベランダでたばこを吸うと匂いが他の部屋のベランダに干してある洗濯物に移る、とか換気をするとき匂いが入ってくるとか。まあ、迷惑なので止めてくださいということでした。ああ、コロナウイルス問題で在宅勤務になった人が家族のてまえベランダでたばこをすることになったのかな。などと想像してしまいましたが、はて実態は如何に。

 さて、「におい」問題が出てくれば化学関係の人間は誰でも一家言あるのではないでしょうか。

 私が学生だったころ、というか大学に入って化学系に進学して「工学部5号館」という、いわゆる化学棟に通うようになったころですが、化学の研究室、もっと言うと有機化学の研究室のある階には、なんというか独特に匂いがあったものでした。研究室が発生源なのでしょうが廊下までまん延していて、エレベーターに乗っていても「その階で扉が開くとにおう」というレベル。今考えると「これは体に悪いのでは」と思うのですが、当時は「ああ、化学棟のにおいだなあ」などと気にもしていませんでした。

 もちろん、これは昔話です。今の大学でそんな強いにおいがしていたら、皆で「なんだ、なんだ」「事故があったのか」と廊下に人があふれることになるでしょう。

Tabako

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無観客試合に「歓声クリエイター」とかどうでしょう (江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

  コロナウイルスの感染拡大に対応するための非常事態宣言が終了。これからいろいろな活動が再開されるわけですが、このプロセスこそ非常に難しいですね。どんな活動が感染拡大の原因になるのか、それを安全に行うにはどのような工夫が必要なのか、本当のところは感染が起こってみないとわからない。感染の有無がわかるのには時間がかかるからゆっくり時間をかけて判断し、解除を進めていきたいところですが、その間の経済的な損失を考えるとのんびりもしていられない。とはいえ制御不能な感染拡大が起こってしまう危険性といつも隣り合わせのプロセスで、難しい判断の連続となるでしょう。

 さて、これまで自粛を余儀なくされていたものの一つがスポーツイベント。再開の動きが報じられれますが、その中でよく出てくるのが「無観客試合」という言葉です。

 観客のいない試合をして楽しいんだろうか?

 まあ、プロのスポーツ選手なら仕事としてでも試合はするのでしょうが、問題は観客の方。TV放送やネット配信で試合を見ることはできますが、はて、無観客試合は見ていて楽しいのでしょうか。

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オンライン授業やってみた!(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 5月20日に本学の授業が再開して一週間。オンライン授業も一巡しました。私もいくつかの授業を担当しているので、そのオンライン授業をやってみました。

 その1つはフレッシャーズゼミという少人数制の授業。1年生を対象としたガイダンス的な意味合いの強い授業でしたが、今回のオンラインへの移行にともなって役割の大きな授業となっています。この授業はリアルタイム型と呼ばれる Google Meet などのビデオ会議システムを利用して出席者全員がネットでつながった形で行いました。

 リアルタイムのオンライン授業は実際の授業をオンラインで模擬するものだと言えるでしょう。これはオンラインの会議と同様で、やっぱり違うなあ、という印象です。特に、学生さん達から教員に届く情報が桁違いに少ない。リアルな授業を思い起こすと、目をこらすとかちょっと視線をかえるといった、ほとんど意識すらしないような形で複数の学生さんの状況を並行して把握していたのだな、と今更ながらに実感しています。オンライン会議室ではリアルな授業をあまり巧く再現できていないようですね。

 さて、この一週間、リアルタイム型ではない「オンデマンド型」の授業も行いました。

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お花の鉢植えをおきました(片桐教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日(5月19日)、殺風景な部屋の窓辺に花の鉢植えをおきました。私の部屋は北側(正確には北西方向)なので、西日は差し込みますが、あまり日当りが良いとは言えません。以前、鉢植えをおいたところ、水はちゃんと与えていたのですが、おそらく日照不足で枯れてしまいました。そこで今回は、室内でも育てられるデンドロビウムというランの鉢植えを購入し、室内では一番日の差し込む窓辺におきました。からさないように注意したいと思います。

 近くのスーパーに併設されているお花屋さんを覗くと、今回購入した鉢植えをはじめとしてラン類がびっくりするほどお安く売られています。先日は立派な胡蝶蘭が二千円以下でした。何年か前に街の花屋さんで同じような鉢植えを見かけた時は、2万円くらいしていて、そのときもびっくりしたことを思い出します。今回購入したデンドロビウムの鉢植えは、税込みで500円しませんでした。コロナ禍の影響でお花の需要が減って、値段が下がっているようです。

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Meetで合わせ鏡(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 昨日の記事に google Meet では自分のPCの全画面を公開する機能がある、と紹介しました。PCの操作について説明するのにはとても便利な機能だ、と気がついたという話です。そのあとふと思ったのが「全画面の中に全画面が写ったら、その写った全画面の中も全画面があるはずだから...」ということ。要するに「合わせ鏡」の状態になると思うのですが、実際はどうでしょうか。

 まず、自分のPCの全画面を共有状態にすると以下の様な表示に。

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 Google Meet では自分が共有させている画像は自分のPCでは見ることができないのですね。残念。(この「自分が共有させている画像が自分では見えない」というのは実際にプレゼンをするとき、ひどく不安にさせられる仕様だと思います。)

 やっぱり「合わせ鏡」なんて不自然なことは起こらない様になっているのか、と一旦諦めたのですが、でもちょった待った。「自分が共有させている画像が自分では見えない」なら自分以外の人が見ている画像を自分のデスクトップに表示すれば良いのでは。「Meet の会議室を二つ用意して二人で両方に接続。片方ずつ入れ違いで全画面を共有」すればMeet版合わせ鏡になるのでは、と思いつきました。

 とはいえ、こんな遊びに人を巻き込むのも気が引けるなあ。いや、別に他の人に頼む必要はないぞ。自分のアカウントで二重にログインすれば良いんだ。

 Google Meet は一つのアカウントで同じ会議室に二重ログインが可能なのです。同じPCから二重にログインし、片方で全画面を共有。もう一つのアカウントの画像をデスクトップに表示すれば、会議室一つでも合わせ鏡になるはず。

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ビデオで面談やってみた!その3「机の上はきれいにしなくちゃ」(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 オンライン授業が始まった2020年5月20日、みんなちゃんと授業に参加できているだろうか。そう考えて空き時間を使ってアドバイザーをしている学生諸君と面談を設定しました。オンライン授業は新しい試みですが、みんなちゃんと授業に参加できているようで一安心です。

 面談ついでに学生さんからの相談も。口頭で説明できる場合は良いのですがPCのソフトの使い方などではなかなか口頭での説明は難しい。幸い、私が使っている Google の Meet というビデオ会議システムには「画面を共有する」という機能があって、自分が使っているPCの画面をそのまま共有することができます。これを使ってPCでの操作を実際に学生さんに見てもらうことができました。これはわかりやすくて良いですね。

 さて、Meet の「画面を共有する」機能ですが、本来の用途は実際の会議でスライドを使って説明するような内容をビデオ会議で再現することなのでしょう。おなじPCで動いている別のソフトのウィンドウを表示することができますし、Meet を実行している chrome というブラウザーの他のタブを表示させることも可能です。最初、全画面の共有は何に使うのかと思っていたのですが、まさに今回のような使い方が想定されていたのかもしれません。

 まあ、それは良いのですが...。正直、パソコンのデスクトップを人に見られるのは恥ずかしいなぁ。

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Meetで撮影やってみた!(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 2020年度の新学期がいよいよスタートしようとしています。今年は学科でのガイダンスができません。例年行っている学科の先生の自己紹介もできませんが、これはちと寂しい。ということで先生たちが個々に自己紹介ビデオを撮影して新入生諸君に見てもらおう、ということになりました。

 さて、ビデオの撮影か。どうしよう。大学にはビデオカメラと三脚があるけど今キャンパスは閉鎖だし。スマホで自撮りというのもどうだろう。

 そこで思いついたのがビデオ会議システムを使う事です。よく考えたらビデオもマイクもあるノートパソコンが目の前にあるのですから、それを録画したらそのままビデオ撮影ができますよね。

 さっそく、学生さんとの面談に使った Google Meet というビデオ会議システムを使って早速撮影にトライ。本学工学部電気電子工学科の天野先生のこちらの記事を参考に録画データを無事回収することができました。

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ビデオでガイダンスやってみた!(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 新型コロナウイルスの感染拡大により、ってまたこの書き出しになってしまうのですが、まあ仕方ないですね。いろいろなものがオンライン化されるなか、今年度入学した新入生に対するガイダンスもオンラインで実施することとなりました。オンラインではきめの細かい指導が必要だ、ということで今年の新入生に対するガイダンスは新入生10名程度のグループに対して担当の教員(アドバイザー教員といいます)が対応するスタイル(本学で一年生に対して行っているフレッシャーズゼミと同じ形式)で行われました。

 行われました、というか、行いました、ですよ。この差はおおきい。このガイダンスもビデオ会議のシステムを利用したのですが、今回は私が会議の議長?というかホスト役だったのです。Online_kaigi_man

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「5月20日1限まで」は正確には何時何分まで?(江頭教授)

| 投稿者: tut_staff

 新型コロナウイルス感染拡大への対応として本学のキャンパスは閉鎖中。今年の新学期、少なくとも前半はオンラインで授業を行うことになりました。授業開始は5月20日から。それまでの間に学生諸君に「何時までに、どのサイトの、どのページにアクセスすれば授業を受けられるのか」を告知しなければなりません。

 20日なんてまだ先、と思っていたのですが授業の中には事前課題を課しているものもあります。そう考えるともう準備しないとまに合わない。急いで学生が受ける授業のアクセス情報と事前課題の有無を取りまとめていたのですが、そこで気になったことがひとつ。

 授業初日、例えば「5月20日1限までに何処何処にアクセスしてください」と書いたとします。学生諸君は5月20日の1限が「始まる前に」アクセスしてくれるでしょうか?

 時間を指定して「××まで」と言ったとき、たとえば「正午まで」と言えば12:00前はOKでそれ以後はNGと決まります。でも時間の指定に幅があると曖昧さがでてくる。「1限まで」と言ったら1限が始まる瞬間まではOK、1限が終わった後はNGなのですが、はて1限の途中というのはどうなるのでしょうか?これはアリでしょうか、ナシでしょうか?

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